Airportとは、米国電気電子技術者教会(IEEE)の「IEEE802ワーキンググループ11」が中心となって作成した「IEEE802.11b」(WiFi)規格に準拠する無線LANシステムで、Ethernetと互換性を持ち11Mbpsという高速な通信速度を実現しています。Airportは、中継器である「Airport Base Station」とMacに装着して使う「Airport Card」で構成されています。屋内における通信距離は公称45m、Base Stationに接続出来るマシーンは10台程度となっています。(以上、MacPower2000年2月号より抜粋)
「Airport Base Station」一式です。本体の他、壁掛用の脚、ACアダプター、モジュラーケーブル、取説関係、接続用ソフトが入ったCD-ROM。
これが「Airport Card」です。標準でiMac用の変換アダプターが付いていますが、私のiBookには不要です。
メモリー増設の時と同じように、バッテリーを外し、キーボードを外すと、そこにAirport
Cardのアンテナが見えます。
Airport Cardにアンテナケーブルを接続した後、キーボード側中央のスロットへ挿入する。後はキーボードやバッテリーを元に戻して準備完了。
次にiBookを立ち上げて付属のCD-ROMを入れ、「Airport Setup Assistant」を使ってBase
Station等の設定を行います。因に、私の場合はBase Stationに内蔵されているモデムは使用せずに、Ethernetの中にAirport Base
Stationを入れた形なので、設定も楽々でした。
インストールが終わると、コントロールバーに「Airport Control Strip」モジュールが組み込まれ、電波の状態を5段階で表示してくれます。
Base Stationは、この通り17インチモニターの上にセットしてあります。まさにUFOが銀色の光を放って乗っかっている感じ。ここにBase
Stationを置いておくだけで、私のiBookはリビングにいても寝室からでも、はたまたトイレの中からでもInternetに繋がってメールを送受信したりWEB
Siteを見たり出来ます。いやはや、線が無いと言う事がこんなに便利だとは思いませんでしたよ。(^^)