Australia

（1999年12月25日～12月31日）

マレーシア滞在中に一度は行っておきたいオーストラリア。実現しました。

（青枠の画像は、クリックすると大きなサイズで見れます）

●初めに

　12月25日、今日から1月2日までの9連休が始まった。私もマレーシアに赴任してから3年と8カ月が経過しているので、そろそろ帰任の噂も日本から聞こえてくる。マレーシアに赴任したら一度は行って見たいオーストラリア。何しろ、日本からの半分の距離で行けるのだから。。。そのオーストラリア旅行がいよいよ現実となった。思えば2年前、殆ど行きかけていたのだが、妻君が星奈を妊娠していることがわかり、ツワリも来ていたので急遽取りやめた事がある。お陰でチャイニーズニューイヤーが暇になったので、2日徹夜してこのWEBを立ち上げた。いうなれば、このWEBがこうしてあるのは星奈のお陰？

　今回の行き先はケアンズ（Cairns）とゴールドコースト（Gold Coast）。オーストラリアといえばコアラとカンガルーだが、そのコアラが抱けるところでグレート・バリアリーフの玄関口でもあるケアンズを中心にスケジュールを組んでもらった。

　まずは夜8時半発のシンガポール行きのSQ117に乗ると、座席がビジネスクラスの椅子でラッキー。出掛けに悲しいニュースが入って来て落ち込んでいたが、旅行事態はさい先のいいスタート。シンガポールでケアンズ行きのSQ236（夜10時10分発）に乗り換える。ここではさすがに席は普通のエコノミーの席だったが、比較的空いていたので、スッチーさんが4列の空きを作ってくれて、そこを我が家で占有した。久しぶりにシンガポール航空を利用したが、相変わらずサービスはいい。Boardingして草々に、星奈にはウサギの縫いぐるみ、元紀にはSQオリジナルのウェストポーチをくれた。飲み物からはシャンパンも選べるし、何よりも、スッチーさんが粒ぞろいである。

ケアンズ（12月26日～28日）

★12月26日

　シンガポールを出発した飛行機は、翌朝の6時半にケアンズに着いた。時差が2時間（進んでいる）あるので約6時間半のフライトである。従って、日本に行くのと殆ど変わらない距離ということになる。尚、JALのKL発成田行の夜行便とは逆で、寝る前の夜食が豪華で、朝の朝食は簡単なモノだった。

　ケアンズの飛行場は、とっても田舎、という感じ。入国時のイミグレでは「何かお菓子は持っているか？」と聞かれたので「持っている」と答えたら、税関のところでも「お菓子を見せてくれ」と言われた。害虫関係には非常に注意している国らしいので、やはり食物の持ち込みに関しては、お菓子でも念入りである。尚、イミグレの女性官は非常に栄養の充分行き届いた（簡単に言うと「デブ」）であった。

　会社の秘書のTannieちゃん曰く、「Satoの看板を持った人が立っている」との事だったが、到着ロビーに行くとそんな人は居なかった。事前にスケジュール表をよく読んでいたので慌てなかったが、それには「或いは、そのままAustralian CoarchのカウンターでTELする」と書いてあったのでその通りにすると、10分程度でシャトルバスが来た。それに乗ること約10分で、ケアンズでの宿泊先「Holiday Inn」に到着した。まだ朝の8時前であるがEarlyチェックインを済ませ、そのままホテルの部屋で寝ることにした。日本行きの夜行便と一緒で、飛行機の中では3時間程度しか寝られなかったからである。今日は1日自由行動なのでよかった。

　2時くらいまで皆でたっぷりと寝て、ホテルのビュッフェで遅い昼食を摂った後に、ちょっと街までショッピング。生憎の雨模様だったので、タクシーで近くのショッピングセンターまで移動した。着いたのは「Cairns Central Shupping Centre」だったのだが、日曜日は4時くらいに閉まる店が多く、殆どの店が閉店する直前だったので買物も出来なかった。ここを出る頃には雨も小降りになってきたので歩いて街を散策。やはり観光地だからだろうか、お土産物屋が軒をならべている。巨泉のお店「OKギフト」もあった。また、既に2000年のシドニーオリンピック関係のグッズが相当並んでいた。他の商品よりもちょっと高め。

　歩き疲れたので「Pier Market Place」でちょっとお茶してからホテルまでの帰路に向かう。ママが、「疲れてるからタクシーで帰ろうよ」と言っていたが、帰りの路並みもお店がたくさん並んでいそうだったので歩いて帰ることにした。

　Esplanade通りにはカフェテリアが続いており、気軽に安くお腹を膨らませることが出来そうである。途中、ガイドブックにも頻繁に登場する「Night Market」があった。入り口がフードコートになっていて、「一番」というラーメン屋さんもある。その奥には土産物屋が沢山並んでいる。看板には日本語も目立ち、店員さんも日本人、或いは日本語の話せるアジア人が多い。日本人観光客も相当多いのだろう。星奈のコアラの縫いぐるみ、元紀の木彫りのブーメランを買ってからホテルに向かう、、、と思ったら凄い勢いのスコール。暫くここで雨宿りをしてからホテルに戻る事になった。

　既に7時に近いのだが、お昼が遅かったのでまだお腹は空いていない。暫く部屋で子供たちと遊んでいると、もう9時に近づいている。結局今晩のディナーは、Night Marketフードコートで韓国風の焼きソバとウドン。安上がりのディナーだった。

　Holiday Innの電話だが、ノイズが酷くてiPassのアクセスポイントにダイアルアップ出来ない。街の公衆電話にもデータ用のコネクターは無いので、ケアンズの4日間はメールの送受信が出来ない生活を送らなければならないもよう。毎日100通近く来るメールに対してメールボックスの容量は3MBしか無い。容量オーバーしなければいいが。。。（因みに、容量オーバーすると、差出人にエラーメッセージとして戻ってしまいます。）