異国での出産

【第4話】2回目の超音波撮影

主人公はTomの妻君「ママ」ことMayuです。(文中の、私=ママ

 4月29日、4回目の定期検診に行く。もう23週目に入っている。この日もいつもと同じように、尿検査、体重測定、血圧測定、心音の確認をした。このまま終わって帰されそうになったが、今回は男か女か聞こうと思っていたので「子供は、男の子ですか?女の子ですか?(当然英語なので、正しい言い回しなんて出来ないだろうが、きっと、こんな気持ちを込めて言ったのでしょう。from Tom)」と唐突に聞いた。

 そうすると、「I think .....(英語).....nature...(英語)...」と良く分からないことを言われたが、きっと「生まれたときに、どちらか判ったほうがいいんじゃないの?」というような事を言ったのだろう。でも、すぐに看護婦さんを呼んで、超音波スキャナーを持ってこさせ、スキャンしてくれた

顔がはっきりしてきました。目と顎が判ります。 元紀みたいなのが、またお腹の中に居るのですね。。 まだチンチンが有るか無いかは、私には判りませんでした。

 画像を見ながら、「これが足、これが腕、、、」というような説明をされた。私には相変わらず、何が何だか良く分からなかったが、最後に、「はっきりとは判らないが、75%位の確立で男でしょう。」と言われた。また、来月もう一回スキャンしてくれるとの事。松田聖子の例のように、男と言われても女が生まれた例もあるから、まだまだ判らない。因みに元紀の時は、7ヶ月の時に教えてもらって、見事その通りであったが、、、

 帰ってからパパに報告したら、それでなくてもあまり関心が無いのが、余計関心が無くなったようである。パパとしては、きっと可愛い女の子が欲しいのだろう。パパも生まれるまで諦めないだろうが、皆の期待に反して、お腹の中で元紀の時よりも更に強く元気にキックしている。

異国での出産、Indexへ戻る

ホームへ戻る