Cameron Highland

(2000年7月1日〜7月2日)

先週に引き続き、今度はPE課のDepartment Tripで、キャメロン・ハイランドに行って来ました。

青枠の画像は、クリックすると大きなサイズで見れます)


●キャメロン・ハイランドの紹介

 キャメロン・ハイランドは、マレーシアの中央部に位置する海抜1500mの高原リゾート。ここは1885年、イギリスの国士調査官ウイリアム・キャメロンによって発見された。以後、彼の名にちなんだ現在の呼び名で親しまれている。

 平野部に比べ、その気温が8℃〜24℃と比較的涼しいこの地は、野菜や紅茶花などの栽培地として適しているため、多くの農民が住み着くようになった。家が建ち、道ができ、町として体裁を整えるようになると、理想的な保養地を求める平地の人々が訪れるようになり、マレーシアの一大高原リゾート地として日の目を見るようになった。

 キャメロン・ハイランドは、大きく分けて3つの地区からなっている。キャメロンの中心地としてにぎわいを見せているTanah Rata、Tanah Rataとは対照的に落ち着きのある町Brinchang、近くに美しい湖を持ち、主要な農業センターとなっているRinglet。Ringletでは、トマト、レタス、キャベツなどの段々畑が、なだらかな丘陵地帯に美しく広がっている。

 バラ、ダリア、グラジオラス、スミレなどの花々が咲き乱れる色鮮やかな花畑、山の斜面に映える深い緑の茶畑、そして澄み切った水が流れ落ちる数々の滝。キャメロン・ハイランドの美しい景観は、暑さにバテた体に鋭気を与えると同時に、旅に疲れた頭と心をリフレッシュさせてくれるだろう。(以上、地球の歩き方・マレーシア編、95〜96年版より)


●7月1日

 先週に引き続き会社の課の旅行です。私は4つの課を受け持っているので、チャンスも4回。今日はPE(製造技術)の旅行で、マレーシアの軽井沢キャメロン・ハイランドに行くことになりました。実は、前日の夜まで高熱にうなされ、行けるのかどうか不安でしたが、会社から帰宅後に速攻で寝たら結構汗をかくことが出来たので、当日の朝はすっきりした気分で迎えることが出来ました。

 ローカルメンバーは会社で待ち合わせ、私は皆と近くの高速のサービスエリアで待ち合わせをし、いざ出発。高速をIpoh方面に向かい、Tapahで降りて一般道をキャメロン・ハイランドに向かいます。ここからキャメロンまでは、曲がりくねった山道を約1時間半以上走ります。

 今回の宿泊先は、BrinchangにあるRosa Pasadenna Hotel。地球の歩き方に書いてあったとおり、ビジネスホテル・ライクなホテルでした。3スター、納得です。

 到着したのが1時過ぎだったので、まずは腹ごしらえ。今回のメンバーは、先週とはうって変わってAll Malay系だったので、食事は勿論マレー料理。辛いモノが多かったです。

 暫く休んでからキャメロン・ハイランドの買物ツアーです。勿論お目当ては新鮮な野菜や果物、特にイチゴ。皆に引っ付いて、道路端に出ている露店や市場などを数カ所回りました。山に登っていくと途中から道路が工事中でデコボコ道。しかも雨が降ってきたのでクルマは泥だらけになりました。

 お店を出しているのは、やはり商売熱心なチャイニーズが多かったのですが、買いに来ているお客さんはマレー系の人たちも多かったです。バスを連ねてやって来ている人もいました。店の前でVサインの元紀。

 市場を超えて更に奥に行き、山を下ったところにバラ園がありました。入場料は大人RM4。こんなに綺麗なバラが沢山咲いています。

 我々家族もバラに囲まれて、ハイ・チーズ! う〜ん、こんなに綺麗なバラに囲まれていても、星奈は男の子に見える。。。

 今日のディナーは何でしょう? またまたマレー料理か、と恐れる妻君ですが、何やらホテルのダイニングにはスチームボートが沢山並んでいます。もしやスチームボートでは?、と期待させてくれましたが、我々の為に特別に用意したのでは思うような見事なマレー料理の数々が出てきました。チキンが辛かった。。。

 ご馳走にありつけて楽しそうなローカルメンバー達。先週のA'FAMOSAとは全然違う雰囲気でしょ? いろいろな民族の人たちと交流が図れるのもマレーシアのいいところです。

 食事の後は、皆さんお待ちかねのラッキードローです。私とDepartment HeadのWanさんがプレゼンテーターになって行われました。でもお酒が入らないので、2次会に発展する事もなく1時間足らずで解散となりました。体調が万全でない私は、この日も10時過ぎには寝ました。


●7月2日

 昨日の夜から降り出していたが今日も止みません。普段の行いが悪い奴は誰だろう。。。小雨が降りしきる中、まずは、キャメロンでも一番有名なイチゴ、ストロベリー・ファームに行きました。その場で取り立てのイチゴに生クリームと砂糖をかけ味わえます。

 その後は、Tanah Rataまで行きお茶屋さんやお土産屋さんを覗き、雨があがらないのでRobinson Waterfallsは諦めてフラワー・ファームへ行きました。

 お昼前にホテルに戻りcheck out。ロビーで盛大な集合写真撮影を行い、我々家族は帰路につきました。皆は滝を見に行く模様。帰りの途中に、お茶畑がとっても綺麗に見える渓谷があったので、ちょっとクルマを停めて撮影してきました。クルマから降りると、何とも言えないお茶の香り(グリーンティーと同じ香り)がしてきました。清々しい。。。

 行きは問題なかったのですが、帰路ではカーブの多さにとうとう妻君がダウン。行きで見つけた滝のある峠の茶屋に着いた頃には既に死んでました(酔っぱらい状態)。。。子供達は寝ていたので大丈夫。


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