車上荒らし！！！

　3月25日、この日は、ローカルメンバーの送別会を、南北ハイウェイの入り口の料金所、スンガイ・ベシの近くの、マインズ・ショッピングセンター内のタイレストラン「Sabey Sabey」で行ったのですが、終わって駐車場に戻ってみると、私ともう一人の同僚（日本人）の車の、右リア・サイドの窓ガラスが割られ、中から鞄が盗まれておりました。。。

　私の鞄の中には、最近手に入れたばかりのVAIO NOTE505が、、、。先週は結構忙しくて、VAIOを触ることは殆ど出来ず、やっと今週、セットアップが終わったばかりだったのですが、わずか数時間触っただけで無くなってしまうとは、、、。ショックが
大きいです。保険請求できるかどうか、クレジットカードに付帯の保険を色々と確認しています。

　他にも、これまた最近買ったPDAのPalm III（これは、CITIBANK VISAカードの、購入後30日以内の破損や紛失の保険でカバー出来そう）、3年間使ったシステム手帳、眼鏡、家のセキュリティーカードが付いている鍵、何故か入国カードの半券家族分、Maybank VIsaカードの請求書、普段使わない日本のクレジットカードまで入っていたので、翌日はその処理で色々と大変でした。Maybankのキャッシュカードも入っていたのですが、その日の夜に金を降ろそうとトライした形跡があったそうです。勿論、PINナンバーが一致しないので、3回目のトライでATMに飲み込まれたようですが。。。

　さて、こういう犯罪に遭ったときに、異国人である我々は一番困ります。幸い、同僚のチャイニーズ達が居たので、彼らに警察を呼んできて貰いました。まずは、最寄りの派出所でレポートの作成。殆ど、お巡りさんが喋っていることを英語で書きました。何時に何処の駐車場に行って、何時に戻ってきて、何処が壊れていて、何を盗まれたか。。。尚、お巡りさん達は、英語が喋れない人が多いので、一人だったら結構戸惑ったことでしょう。

　やっとレポート書きが終わったと思ったら、ここから5kmくらい離れた別の警察署へ行ってくれとのこと。そこに現場検証する人が居るとのことです。ローカルのチャイニーズを先頭に、走ること15分（後ろからは、窓が開いているので風を切る音がビュンビュンと聞こえます）、またまた、寂しそうな面影の警察署に着きました。

　奥から、何やら、もの難しそうな顔をしたおじちゃんがカメラを持って出てきました。ナンバーが入るようにクルマを撮影し、次に、割れた窓ガラスからクルマの中を撮影。「これは、金槌のようなもので叩いて割ったな」と、当たり前のような事を宣っていました。。。次に、調子の良さそうなおにいちゃんが出てきて、またまた、最初の交番で書いたレポートと同じようなレポートの作成。但し、今度は、このおにいちゃんが書いてくれました。。。二人分が書き終わると無事釈放？。家に着いたら夜1:00を回っていました。

　翌日会社の総務に報告したら、以下のようなメールが日本人に回されました。皆さんも、安全な国だからといって気を緩めずに、マレーシア生活を送りましょう。

車内の荷物が盗まれるという事件は、これまでにもいくつか起きていますが、共通するのは、車内にかばん等を残しているということです。 車の中に貴重品を置かない、荷物はトランクに入れる、といったことは防犯の基本ではありますが、深夜の人気のない駐車場ならともかく、比較的人通りの多い駐車場などでは、ついつい面倒になってかばんなどを車内に置きっぱなしにするということもあるかと思います。

マレーシアは比較的安全とは言っても、こうした泥棒のたぐいは日本などに比べて、発生率の高いところです。さらに、昨今の不景気が犯罪を助長していることも考えられますので、十分ご注意願います。

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