【第2話】結果は如何に??

 経営会議の前にも、色々と紆余曲折はあり引き続きペナンに残る可能性もあったが、マレーシアも
穏やかな天気が続く4月の終わり、僅かな望みもたたれてしまった。経営会議の判断は「今すぐ
(統合を)やりなさい!」。

 それからの進展は早い。。。複数社を2つの社屋に凝縮するためのレイアウトの検討、組合問題、
名前をどうするか、各社従業員の待遇処置、、、日本から、こういった人事問題のプロフェッショナル
の応援も貰い、一つずつ解決する。

 5月の初め、ますは社長から日本人赴任者全員に対して説明。次にローカルの部長以上。数日後には
係長以上に社長から直接説明がある。。。中には、会社自体が無くなってしまうのではと勘違いして
いるローカルもいたが、それは丁寧に説明して理解して貰う。

 そして、5月の終わりも押し迫った頃、マスコミに対してプレス発表。。。うちの会社もそこそこ大き
な会社なので、扱い方も大きいかなと思っていたら、ビジネス欄に小さく載っているだけだった。

                               つづく

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