ボンジョールノ!!

1月15〜22日までイタリア/ローマ〜フィレンツェ〜ミラノの旅8日間に行ってきました。初海外以来の添乗員付きツアー。くぅっー、似合わねぇっー・・・・(^_^;)

ってことで、レポート書いてたんですが、めっちゃ超大作になってきたので、とりあへず、ざっーーーーとトピックスをご報告したいと思います。って言ってもこちらもかなり長文ですがお許しください。ヒマな時にぼちぼち大作のほうは仕上げます。(笑)

1.団体旅行
協調性のない私としては、どうなることやら・・・と先行きを案じていたのですが、段々それなりに皆と打解けてきて、最後は何人かの方とアドレス交換をしたりなかなか楽しかったです。でも、やっぱり個人旅行のほうが気楽でいいかな。って、最近はツアーがないような所ばっかり行ってますが・・・(^_^;)

2.空港ラウンジ
最近入ったばかりのゴールドのクレジットカードに物言わせ禁断の空港ラウンジの扉を開かれる時が来ました。予想よりはこじんまりとした内部でしたが、フリードリンク・フリーフードの魅力の前にただただひれ伏すばかりの小市民な私達母娘でした。m(__)mm(__)m

3.AF
ワインは確かに美味しい!!赤・白・ロゼ・シャンパンまでご用意されている。機内食もなかなかのものだが、パンが凍っていたので、やはりTGやSQにはかないませぬ。機内販売はなかなか充実で安い!思わず帰りにAF特製腕時計を買ってしまった嬉しがりな私。(機内販売購入初体験)

4.シャルル・ドゴール空港@パリ
タラップ兼の足長シャトルバスに少々感動。写真でよく見る、あの美しい場所は空港内のどこなんだ??考えたらヨーロッパの空港初体験でした。(ルーマニアはねぇー・・・・(^_^;))

5.乗り継ぎできず!
パリ到着が30分遅れた為、次のローマ行きAZとの乗り継ぎが1時間20分しかない!!これが悲劇への序章であった・・・・(-_-;)イミグレなどを通過すると残り時間は50分弱、そこからAZのあるターミナルへ大移動。チェックインするものの、荷物の積み替えが間に合わないのでロストバゲージの恐れがある為次のフライトへの振り替えを
言い渡された。しかぁーし、2時間後にあるはずの次なるフライトがどういうわけかフライトキャンセル!!主なアナウンスはイタリア語とフランス語。(たまに英語も)英語には堪能な添乗員はパニック!!結局、臨時便が出ることとなった。(さらに1時間遅れ・・・(-_-;))

6.座席自由
臨時便の為に搭乗券はなく自由席となった。もちろん、皆ファーストから座っていく。(笑) しかし、真のフアースト客も中にはいるので庶民は後方のエコノミーシートに強制移動。(T_T)

7.ロストバゲージ
ローマについてみると、成田発の他ツアー(乗り継ぎに間に合わなかったようだ)の添乗員から「臨時便だった為に連絡不足でロストバゲージかもしれない。でも、本来乗るはずの便(乗り遅れた便)に荷物は間に合ってるかもしれない。」とのこと。実際ターンテーブルの所に行ってみると、成田発のバゲージは前の便で着いており、私達35人分の荷物は・・・・・(-_-;) 予想どおりなかった。(T_T)(T_T) 添乗員はロストバゲージの経験がないようで、半泣きでパニック。おばちゃんは吠える、おねえちゃんは叫ぶ。なんだか大変なことになってしまった。ツアー中、一人だけ不釣り合いな恰好であったバックパッカーの私のみ背中には荷物が・・・(^_^;) ごめーん、皆さん、ヨーロッパってロストバゲージ多いって聞いてたしルーマニアで痛い目に遭ってたから学習したのよ。結局、1日遅れで皆のスーツケース(もちろんママの分も含む)はやってきました。皆さん、1日分の下着は機内持ち込みしましょう。

8.ローマ
お約束の半日市内観光。バチカンは工事中で外観が見れずに少々残念。30分ほどの慌ただしい滞在でした。もう一回1日かけてリターンマッチしてみたいね。コロッセオの物売りは皆には寄ってくるが私には寄ってこない。どういうこっちゃ。イタリア人には見えんやろぉー???トレビの泉は予想に反してなんだかせまくていきなりありました。(笑) 横のジェラード屋で買って食べてたら、ハトのうんこがふってきて「うんこ女」になった。(T_T) お昼はカプリチョーザへ。(日本にあるやつとは違いますよ。(笑))とっても美味しかったです。そしてスペイン階段周辺でお買い物。母はお約束の手袋を買いました。(皆が持ってる赤い袋(^_^;)) お茶はカフェ・グレコでカフェラッテ。私はローマではコートとキーホルダーを買いました。(地元ブランド) 慣れない石畳で腰が痛い・・・(T_T)思ったよりジプシーは少なくちょっと拍子抜け。

9.フィレンツェ
市内観光はドゥォモの美しさに感動!ウフィッツィ美術館は休館日の為に入れず。フイレンツェはすべてが徒歩圏内に収まっているこじんまりとしたいい町でした。どこでなに食べても美味しいし、一番のお気に入りの町となりました。母は日本でもおなじみのエルメス元職人の作る「ハイクラス」のバッグを買いました。私はハイクラスで財布を。(段々調子に乗ってきている(^_^;))

10.ピサ
オプショナルで行ったら4時間9000円/人のピサ観光。幸いホテルは駅前だったので、自力でピサまで行きました。片道約750円。1時間の道のり。ついつい駅のキヲスクでイタリア国鉄の時刻表を購入。うーん、てっちゃんのようだ・・・(^_^;) ちなみにてっちゃんじゃありません! でやってきましたピサの町。駅から斜塔までは徒歩15分程度、宝塚南口から宝塚まで歩くってカンジの雰囲気です。(川がある) 斜塔はトレビの泉同様、「ありゃま、こんなもんかい。」って印象でしたが、しっかり傾いてました。お約束の自分も一緒に傾き写真を撮りました。(^_^;) 斜塔周辺のお土産屋さんが密かにいいもの置いている。思わず、バッグとマントを買ってしまいました。ピサも川沿いのこじんまりとしたいい町でした。お気に入り。

11.ミラノ
フイレンツエのドゥオモとは違う繊細な美しさの感動!朝もはよから並んで「最後の晩餐」も見ました。がらーんとした部屋にどーん絵だけがある。これも近々修復の為に非公開になるらしいので、世界遺産を見れてよかったってカンジですね。ジプシーは少ないながら、なんとなく全体にただよう治安の悪さ。観光客に対してではなく皆に対して治安が悪いのかなという感じ。同じツアーの人がスリ未遂に遭遇。食べ物はどこでも何を食べても塩辛く、ちょっと合わなかった。(とツアーの人も皆言っていた) ただ、有名な揚げパンは美味しかった。ここで晩御飯を食べる為にABロードに載っていたローカルの店への道のりがトラムあり、徒歩ありの大アドベンチャー。あんなイラストの地図なんて役には立ちません。(-_-;) ここでタクシーも乗りました。下りるときにお金を払うまでどんどんメーターは加算されていくのでビックリ!!そして、ついにどういうわけかイタリア人(と言うか在住に)間違えられた。うーん、ちょっと嬉しい。(笑)

12.鉄道にてスイスへ
フイレンツェからのグッチ・プラダアウトレットツアーに行った人々の話によると入場制限付き大混雑バーゲン状態で疲れただけとの意見も。そして、半日10000円/人のスイスアウトレットツアーも自力で行けると判断した私達母娘は「まぁー、スイスに行ったっていう実績作りの為に。」ってことでイタリア国鉄に乗り出発。時刻表大活躍!!ガイドブックには「国境駅キアッソよりタクシー」となってるがABロードには「キアッソよりバス」となっている。バス停を聞くために駅のインフォメーションへ。すると電車で行けるとのこと。しかも発車まであと4分。インフォメーションのおっちゃんが私を伴い、ダッシュで切符売り場へ。イタリアリラから素早く切符を買い、到着駅名と時刻をプリントアウトした紙を持たせてくれプラットホームに。ぎりぎりセーフで発車。しかぁーし、スイスの国鉄なんて全くの計画外。データは全然無し。ちょっとドキドキ。頼れるものはおっちゃんのくれた紙だけ。約10分で二駅目のメンドリシオへ。下車してインフォメーションへ。親切に地図をくれてフォックスタウンまでの道を教えてくれる。おまけに帰りのミラノまでの電車の時間も教えてくれる。スイス人ってはいい人ね。(^.^)よく考えたらイミグレも何も通っていない・・・・(^_^;) 密入国の気分だがよしとしよう。メンドリシオは郊外の小さな町というカンジ。澄んだ空気を感じるのはスイスへの先入観か。(笑) 道を渡る時も歩行者優先で車が待ってくれる。ちょっと気に入ってしまったぞ、スイスってば!!

13.フォックスタウン
グッチがなかなか充実のアウトレット・ショッピングセンターとのこと。その他にもナイキなどもあるようだ。ただ、買い物欲ゼロ、ブランド興味ゼロの私にとっては、とりあへずスイスの土を踏んだだけで目標は達成した気分であった。しかし、これが「お買い物魔王への虜」への第一歩とはこの時は知る由もなかった・・・・さて、駅から徒歩10分ほどでフォックスタウンに到着。遠くにはアルプス(?)の山々。新しいショッピングセンターらしくとてもキレイ。中に入るとガラガラ。客が全然居ない。フィレンツエの話を聞いていただけにかなりの拍子抜け。さて、まずはウワサのグッチへ。客はゼロ。私達と同時にツアーで来たらしきバッチを付けた日本人のおねーちゃんが3人続いて入ってきた。なんと、店員に日本人の方(しかも宝塚の人だった)が居るので、心強い。聞けば冬のバーゲンで、靴はさらに半額セール中。大足と小足にとっては充実のランイナップであったが、私のような普通サイズ(23cm)にもそこそこの品揃え。ここで母2足、私2足のお買い上げ。母の買ったスゥェードのグッチ定番靴(名前忘れた)で約6500円。私のショートブーツで9000円、1万円程度だった。激安!!ミラノでブーツを探すつもりだったが、グッチにてもちろん即決。調子に乗った私は時計まで買ってしまった。そして、隣のエスプリでまたまた靴を購入。スゥェードのすぽっとしたタイプで4500円也。こちらも品揃えはなかなか豊富だった。その後、ナイキにも行くがねさすがにこれ以上の靴は持てずに涙ながらの断念。プラダは品数が少なく、ミュウ・ミユウがメインだった。予定の1時間はとうに過ぎ、結局3時間滞在した。(^_^;)うーん、買い物ってばなんて楽しいんだ!!爆裂しましたね。まぁー、他の人と比べると赤子と大人ほどの差がありましたが・・・(^_^;) 私にしては気がふれた状態ですもの。(笑)

14.取皿の謎
で、メンドリシオの駅に戻る。途中、地下道の入り口を見失いうろうろしているとその前に通りかかった家のおじさんが
見かねて追いかけてきてくれて教えてくれる。スイス人なんてい人達なんだ。なんとか電車に間に合い、キアッソまで。キアッソの税関でリタックスの手続きを受ける。入り口の兵隊さんに「トリザラ?」と言われる。
あ「取皿?」兵「トリザラ」
あ「えっ、もう一回言って。」兵「トリザラ」
あ「今、なんて聞こえた?」ママ「取皿」
あ「・・・・・取皿???」
兵「・・・・・(-_-;)」ふぅっー、と両手傾げる。「スイス・カスタム?」
あ「Yes」
税関に連れて行かれる。なんかいっぱい言われるがよく分からんのでとりあへずリタックスの紙を見せる。またべらべらとしゃべっる係員、勝手に納得して「OK、グッバイ」 また兵隊さんに会う。
兵「トリザラ」
あ「取皿????」兵「ふぅっー、グッバイ」
うーん、なんなんだぁっー!!!!!!

スイス人は大変親切で、けっこう白馬の王子様系男前が多く、次のヨーロッパにはぜひスイスに行ってみたくなりました。うひひ・・

ちなみにイタリア人はジャファー(アラジンに出てくる悪者)顔でシャベリタランティーノ(これってツーカーホン関西のCMだったっけ?タランティーノがこれでもかというほどしゃべりまくって、自ら”シャベリタランテイーノ”と名乗るって内容でした)状態でした。ラテン民族は濃いね。

15.視界不良
ミラノはって言うか、私の泊まった空港近くのホテルは毎日毎日スゴイ霧でした。恐いぐらいです。最終日の「1日ベネチア観光」に出かけたツアーの人々も霧で迷子になったりして、4時間遅れで帰ってきました。そして、イタリアを後にするミラノでの空港。この日もすごい霧でちょっと前でも全然見えず、結局離陸が1時間半遅れとなりました。ってことで、パリでの乗り継ぎがまたまた残り30分。ロストバゲージになったところで、帰国なので、気にせず待たせている飛行機に突っ走ります。パリに着いたらAFの地上係員が「osaka」の札を掲げているので、わけが分からないまま裏道のような所から搭乗口へ。パスポートコントロールもなく、結局「スタンプー」という私達母娘の絶叫もむなしく空の人となってしまいました。ミラノ→パリ間では、雪のアルプス、エッフェル塔、凱旋門などが見ることができてちょっと得した気分。

16.帰国
帰りの飛行機はパーソナルテレビもないのでひたすら爆睡!!気づいたら途中7時間一度も目を覚ますことなく寝ていました。あー、爽やか。(笑) 私達のおかげで出発が30分遅れたにも関わらず定刻通り関空へ。やればできるやんAFってことで荷物も無事ターンテーブルに回ってきました。(帰りはAF同士のトランジットだった。さすがええ加減と誉れ高いAZ(-_-;))

というわけで、有休は無駄にできんとそのまま会社へ直行!!とっても楽しいイタリア旅行は幕を下ろしたのでありました。お疲れさま!リターンマッチはいつにしようかな!!(^o^)

Ciao!!

最後になりましたが、事前に色々と情報・アドバイスを下さった皆さん、本当に有り難うございました。最近は「地球の歩き方」に名前だけだの2ページだけだので旅行することが多く(^_^;)、おかげさまで大変心強い旅行となりました。この場でお礼を言わせて頂きます。有り難うございました。m(__)m

というわけで、どうも、だらだらとした私のへたくそな作文にお付き合い頂いてどうも有り難うございました。機会があれば、写真を見せつつ、熱く語りたいです。その時はまたお付き合いくださいまし。m(__)m

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