Redang Island

(1999年8月28日〜8月30日)

マレーシアの独立記念日の4連休。会社の社員旅行を兼ねてレダン島に行ってきました。

尚、家族は日本に帰省中につき、今回は私だけの登場です。

青枠の画像は、クリックすると大きなサイズで見れます)

●レダン島の紹介

エメラルド・グリーンの海、白い砂浜、ヤシの木に包まれた静寂。マレーシアの中でも絶対にお薦めしたい穴場がレダン島。静かにリゾートライフを過ごすには最適な場所だ。そのうえ海の美しさはマレーシア一と言う人も多い。特にマリンスポーツやダイビングをする人には、お薦めのスポットだ。ダイビングのインストラクターはベテランが揃っているので初心者でも安心してチャレンジ出来る。(以上、『るるぶマレーシア、99年版』より


●8月28日(土曜日)

昨日の夜から、昔KLに赴任していた元上司の中山さんが遊びに来ている。今回のレダン島旅行にも同行するので、昨晩はうちに泊まって一緒にタクシーで空港に向かった。

空港で他の家族と落ち合ってからチェックイン。KLIAの国内線出発ゲートに向かう。行き先はクアラ・トレガンヌ、マレー半島の東海岸側の田舎のほうなので、「もしかしたらプロペラ飛行機なのでは?」と心配していた。ゲートA-10は一番端。益々「飛行機はプロペラ機?」という不安が募る。12:30に出発なのだが、ゲートオープン予定の11:45になっても開かないどころか、飛行機がいない! 益々益々「飛行機はプロペラ機??」という不安が大きくなる。結局、ゲートはA-10の後ろのA-9に変更になり、飛行機はB737でジェット機だった。。。

今回のメンバーは、ローカルメンバーのHoちゃんとAmyちゃん夫婦、Wongちゃんとその彼女、そして大石さん家族、笠原くん家族、そして中山さんと私の総勢12名。出発の時、12:30の便に対してHoちゃん夫婦が12:20まで現れなかった。道路が渋滞していて飛行場に着いたのは12:10、チェックイン・カウンターはクローズになっていたらしいが、執拗に頼み込んでチェックインし、なんとか間に合ったらしい。飛行機の出発時間が遅れていたのも幸いした。

飛行機に乗って1時間足らずで、マレーシアの東海岸側の玄関口クアラ・トレガンヌに到着した。予想していた通りの田舎である。空からは田んぼの絨毯が美しかった。空港に着くとBerjaya Resortのバスが待機しており、それに乗ってレダン島に行くボートの船着き場、Merang(メラン)まで田舎道を走ること45分程度。小さな船着き場に到着した。(そういえば、今日は星奈の1歳の誕生日だったので、バスの出発を待っている間、携帯電話で帰省中の家族のいる宇都宮の妻君の実家にTELをした。Happy Birthday Seina!

島で飲むビールをこの辺で大量に購入しようと思ったが、やはりイスラム色が強い東海岸、何処にも売っていなかった。。。さて、これまたBerjaya Resortの専用ジェットボートで風を切り裂きながら進むこと30分、レダン島の船着き場に到着した。ここからホテルのバスに乗って5分程で、今回の宿、Berjaya Redang Golf & SPA Resortに到着した。

なんだか従業員も少なく寂しい雰囲気。カートで部屋まで荷物を運んでくれるのだが、そのカートの運転手兼ベルボーイ兼ガードマンが1人しかいず、カートの定員4名を順番に運んでいく。みんなが部屋にチェックインするだけで20分はゆうに費やしただろう。また、Golf&SPAとは言うものの、Golf場はお世辞にも整備されているとは言えず、しかもハーフ(9ホール)しかなかった。また、何処を探してもスパらしきものが見当たらなかったのだが、スパはゴルファールームの中にあるそうである。でも、行く前には予め連絡が必要との事。確かに、常時稼動しているようには思えなかった。

既に午後4:00を回っている。今朝カップラーメンを食べて以来何も食べていないので、お腹の空き加減も頂点に達した。私だけでなく他の人達も同じだったので、早速腹ごしらえに行く。ここのホテルでは期待できないので、シャトルバスに乗って島の北側中央にある姉妹ホテルBerjaya Redang Beach Resortに行く事にする。バスに揺られること10分で到着。やはりレダン島はビーチが基本。こっちのホテルはとっても活気付いていた。16:00から19:00まではHappyアワー、ビールが半額(実際には1本頼むと2本来る)なので、早速大量にビールを頼んで水分補給。既に夕食と同じような時間になっていたので、たくさん飲んで食べて本日のランチ&ディナーとする。

さて、再びバスに乗ってGolf & SPA Resortまで戻ると、なんとトイレも含めて部屋の水が出ない。。。フロントに電話してもルームサービスに電話しても誰も出ず、ベルサービスに電話してやっと出たのだが、結局、私の部屋だけじゃなく全てが断水だったらしい。という事で、私の部屋で若干の酒盛りをしたあとは、シャワーを浴びることも出来ずに就寝となった。午後10:00前には寝てしまった。どうやら今回のホテルはとっても外れのようである。


●8月29日(日曜日)

今日のアクティビティはIsland Hopping。昨晩、Hoちゃんが現地人に予約したボートで行く。Beach Resortでの値段は、3時間で大人1人RM60なのだが、交渉の結果、6時間RM450で1隻のボートを貸し切る。大人10人で割ると1人当りRM45、さすがHoちゃん!。ビュッフェスタイルの朝食を早々に済ませ、バスで昨日の船着き場に向かう。そこには大小様々なボートが待機しており、どれが自分達のボートかわかるまでちょっと不安。でも、我々のボートはちゃんと屋根付のボートで安心した。いよいよIsland Hoppingに出発。

まずは島を南から西側に大きく回り、島の北側のビーチを目指す。誰もいないビーチの沖にボートを留め、そこから海に飛び込んでシュノーケリング。凄い凄い。。。たくさんの熱帯魚が手に取るように近くにいる!!ホテルの朝食から持ってきた食パンを投げると、本当にたくさんの魚達が集まってくる。元紀を連れてきたら、どんなに喜んだことだろう。。。尚、ライフジャケットを着なくとも充分浮力が得られる。皆、我を忘れて水面に浮かびながら魚達を観賞していた。私は、今回初登場の新兵器、専用の30m防水キットでデジカメOlympus C-900 ZOOMを包み、水中撮影に明け暮れた。以下、Photoshopで640x480から320x240ピクセルにリサイズし、AutoLevel調整+Sharpenを1段階修正した作品。画像は、クリックすると大きなサイズで見れます。

1回目のシュノーケリングが終わると、島の北東側のレダン・ビーチに上陸して昼食。陸側から海を眺めると、見渡す限りのマリンブルーでとっても綺麗である。東海岸の海の透明度は凄いと聞いてはいたが、西海岸の海とはまったく比べ物にならないほど素晴らしい。ここにもリゾート&ダイビングショップが数件あるのだが、今度来るときはやはりビーチ沿いのホテルにしようと誓った。昼食は、船に添乗しているお兄ちゃんが交渉し、比較的安いテラスで食す。但し、ローカル色満点の内容で会社のキャンティーンに近かった。

食事が終わると再びボートに乗りこみ3ヶ所を回る。珊瑚が綺麗な場所子鮫いるビーチ亀がいる場所などなど。。。どこも素晴らしい透明な海であった。再び、水中写真コレクション。

さて、笠原家の瑞希ちゃんは波が怖かったらしくて結局海には入らず、頑なにブールに入ることを望んでいたのだが、やっと入ることが出来た。皆、海で潮だらけになった体をプールで洗い流す。ここのプール、誰も入っていないので貸し切り状態である。大人達はビールを飲んだりして暫く夕暮れのアンニュイな時間を過ごし、6:30にバスに乗って夕食へと向かう。

今日はBeach ResortとGolf&SPA Resortの間に見えたシーフードレストランっぽいホッカセンターで食べようと試みるが、なんとここにはビールが無いとのことなので断念する。仕方なく、昨日と同じBerjaya Beach Resort内のレストランで夕食。到着した時間がHappy Hourの終わる5分前だったので、時計を見せながらHappy Hourを確認し、早々にビールを8杯=16杯頼んだ。。。という事で、本日もおしまい。日焼けした体が痛痒くなってきている。
【おまけ】私の部屋には何故か蛙がよくやってくる。日本にいる蛙とは違って、背中がゴワゴワしているジャングル蛙?!


●8月30日(月曜日)

今日は最終日。クアラ・トレガンヌ発の飛行機は20:50なので、15:00にチェックアウトすれば充分間に合う。という事で、朝食が終わるとすぐにバスに乗ってBeach Resort行ってビーチでエンジョイした。

中山さん得意のG-Cat(カタマラン)に乗ろうと思っているのだが風が出てこない。。。暫くは風を待ちながら海水浴に励む。それから2時間位してからだろうか、やっと風が出てきたので、いよいよ出廷。初めて乗らして貰ったが、エンジン音が全くしない静寂の中で進むボートは気持ちがいいモノである。ちょっと病みつきになりそう。。。1時間の海上旅行はRM55也。ちょっと高いかな。

昼食をとり終わると、もう14時を過ぎているのでホテルに戻ってチェックアウト。16:00に半島へ向けてのボートが出発し、ゆっくりと波に揺られながら17:00ちょっと前に半島側の船着き場に到着した。みんな旅の疲れが出ているのか、船の中では熟睡状態であった。

この後、バスに乗って往路とは逆の経路でクアラ・トレガンヌの空港へ向かう。我々の飛行機は20:30発だから、まだまだゆうに3時間はあるのだが、Hoちゃんが18:20発の便にトライ。Waiting Listに載せて、結果がわかる18:00まで待つことになる。総勢12名だったので、「本当にみんな乗れるの?」という不安は何のその、結局は皆18:20発の便の席が取れ、予定よりも2時間以上早くKLIAに帰ってくることが出来た。やっぱり、こういう時にローカルメンバーと一緒だと心強い。予定よりも早く帰れたので、みんなで一緒に夕食を取ることも出来たし、万々歳であった。。。

以上、楽しい2泊3日間の社員旅行兼のレダンの旅であった。


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