異国への現地就職

【2000.7月】工場見学

 7月の上旬、我々と同じカテゴリーの製品を生産している台湾の企業(T社)、いわゆる競合他社が、我々の5KLの工場に工場見学に来た。一般的には、競合他社に生産ラインを見せることはないのだが、その会社に製品をアウトソーシングしている関係から、競合他社なんだけど一部パートナーにもなっているので、本社のトップの判断で、今回の工場見学が許可された。

 メンバーは6名、名刺を交換するとDirector以上の人が多かったが、Vice PresidentのMike以外は物静かでそんな感じはしなかった。生産ラインの案内やQ&Aには私も立ち会い、その日のディナーも同席した。台湾のメンバーは、日本人のように英語が話せる人が少ないようで、今回のメンバーでも、Mike以外の英語はとってもわかりづらかったので、結局はMikeと話をする機会がとっても多かった。このMike、背が180cmくらいの長身で、声も大きく、私の今の上司に印象が似ていたので、勝手に「Taiwanese Koyama」とイメージした。もちろん、この小山GMもディナーには同席していた。。。

 翌日、彼等は再び工場を訪れてから、お昼くらいには台湾への帰路に就いたのだが、彼等を見送ったときにMikeが言った「See you later」という言葉が妙に頭に残っていた。

異国への現地就職・目次に戻る

ホームページに戻る