台湾日記

【3月16日】セブン・イレブン

 寮と工場は同じ敷地内にあり、徒歩3分くらいである。尚、寮は、我々が宿泊している台湾人用の寮と、工場のオペレーターやスタッフが宿泊している寮に別れていて、ここに5000人以上が住んでいるのである。普段の日は、外に出ないので娯楽は何も無いので仕事をするしかない。実際、台湾人や現地のスタッフも「セブン・イレブン」と言いながら「我々は朝7時から夜11時まで働いている」と言っていた。

 昼飯の時、日本語をちょっと話す台湾のスタッフと話をしたが、「信長、秀吉、家康」の話題で盛り上がった。台湾や中国でも、日本の戦国時代の武将は有名なようだ。

 午後から、Mikeが現地スタッフに対して技術トレーニングをしている間(中国語なので私が出ていてもわからない)、生産ラインをチェックしていたが、誰にも聞けない。そう、ここは台湾よりも更に英語が出来る人間がいないので、聞きようがないのである。早く中国語が喋れるようになって、ラインのオペレーターにも直接聞けるようになりたいものである。ところで、昨日、ネジ締めの教育の件に関して触れたが、製品のハンドリングに関しても教育がなされているような気がしなかった。精密な機器を扱っている割りには、製品のハンドリング(取り置き)がとってもラフなのである。数量に追われ、どうも品質がおざなりにされているような気がしてならなかった。

 今日は5時に寮で晩飯を食べたが、やはりメニューが豊富で上手い。Mikeが言ったとおり、「ここで暫く生活していると太る」のがわかるような気がした。その後、また工場へ行って、この日の帰宅は10時。昨日、寮のミニストアで買っておいたビールを飲みながらテレビのチャンネルを回していると、2チャンネルで日本のエッチな番組を放送している。水着だけではなく、SEXシーンなども放送されているのである。中国でこんなの放送していいの??それとも、この寮だけの特別番組なのかな?

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