台湾日記

【3月18日】2日酔い

 8時に出掛ける約束をMikeとしていたが、その8時にMikeの電話で起こされた。頭が「ぼーっ」としている。完璧な二日酔いである。夕べは、いつどうやって部屋に戻って来たのだか覚えていない。「そうだ、洗濯物を洗濯機に入れっぱなしだった」と洗濯場に行こうとすると、既にその洗濯物は部屋に干されていた。勿論、夕べ、自分で干したのだが記憶になかった。

 ぼーっとした頭で朝食を取り、これから出発と思っていたら、時間が変更になり11時半との事。助かった。。。11時半まで再び寝て、Devidさんの家族と西湖公園に行くことになった。会社のクルマと運転手をチャーターし約40分の道のり。台湾スタッフの寮には家族も住んでいDevidさんの家族は5月までいるらしい。Devidさんの長女は5歳の女の子なのだが、KL時代の同僚である笠原家のみっちゃんに似ている。まだ生活感が顔に表れていない子供は、日本人でも中国人でも変わらないと思った。

 西湖公園のホテルで昼食を取り(ビールで迎え酒)、その後は公園内を散歩する。シーズンオフでプールに水が入ってないせいもあったが、寂れた感じがする公園だった。近くにはゴルフ練習場もあり、昨年は、ここのホテルで会社の社外ミーティングを催したそうである。

 その後、寮の部屋に戻って久しぶりに家にTELすると星奈は寝ていた。最近、私がTELするの必ず寝ている。そうじゃない場合は、星奈が電話に最初に出るのだが。。。星奈の声が聞きたかったので、暫くしてから再びTELした。今度は、いつものようにいきなり星奈が出た。星奈とだけ喋ったので、切った後、ママが念のため確認のTELをしてきた。

 寮では、司馬遼太郎の「台湾紀行」を読んでいたが面白い。台湾人で初めて台湾の大統領になった李登輝さんと司馬遼太郎は友人らしいのだが、李登輝さんは日本の大学に通っていたりしたので半分日本人のようなもので、日本語もペラペラだそうである。こういうのを聞くと、台湾への親近感も大きくなる。

 晩飯の時間になったのでMikeにTELし、その後、寮のミニマートに買い物に行った。休日の寮内を歩くのは初めてだが、李登輝さん女子高の寮のような感じで、あちこちからキャピキャピした声が聞こえてくる。外でボーイフレンド(勿論、同じ会社内)と話している人達もいてほのぼのとする。ところで彼・彼女等、休日は工場の敷地外に出られるのだろうか?兎に角、ここは寮というか1大タウンのような雰囲気がするところである。部屋の中に干されているシーツが、妙に目に留まった。

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