台湾日記

【4月5日】清明節

 今日は清明節で台湾は祝日である。うちの会社は、この清明節に絡めて今日から4連休である。どこかに家族旅行にでも行きたいところであるが、家族が台湾に来たばかりなので、家の備品の買い出しなどに費やすことにした。そして、明日は航空便の引越荷物がいよいよやって来る。船便の104箱に比べたら20数箱なので大したことは無いが、これでやっと普通の生活が出来るようになる。

 ところで「清明節」とは、毎年旧暦の2月末日(太陽暦の3月末〜4月始め頃)にある、いわゆる日本のお彼岸と同じような祝日でお墓参りの日だそうである。

 さて、この日は妻君の鏡台を捜しに出掛けることにした。通勤途中に見かけた「大都会家具店」という名前のボーリング場と隣接した家具屋に行ったのだが、台湾のゴミゴミとした家には似つかわしくないようなヨーロッパの高級家具が2つのフロアーに並んでいるだけだった。値段も見てびっくり・・・鏡台が10万円以上する。そそくさに店を出て次の店を探しに行こうとした。

 尚、天母からクルマで5分くらい台北方面に行ったところの士林には、家具屋が多く集まっている。クルマを走らせていると、すぐに多くの家具屋を目にしたが、「やっぱり鏡台は、船便も含めて全ての荷物が来てからにするわ。」と妻君が宣った。結局この日は高島屋の裕毛屋(日本の稲毛屋)で食料品を補充し、連休1日目を終えた。久しぶりの家族との週末、しかも連休初日だったのでいい気分でウィスキーを1本空けたら、そのままリビングで夢の中に突入し、気がついたら朝の6時だった。台湾でも、相変わらず同じような生活をくり返している。(^^;

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