台湾日記

【4月24日】旧友と中国で再会

 午前中は明日のS社との品質会議の事前打ち合わせをし、午後からS社のメンバーを迎えに福永港に行った。石碣の町からはクルマで1時間半程度。会社のドライバーと2人だけで行って来た。

 福永港のすぐ横には飛行場(深セン空港?)があり、時折、飛行機の発着のエンジン音が聞こえた。空は曇っていたので飛行機の姿は見えなかった。その飛行場の隣にはゴルフ場もあった。平地なので起伏のない平坦なコースである。植えられていた植物も背が低くて細かったので、まだ造ったばかりのゴルフ場なのだろう。

 S社の人達が東莞に来る時には香港から福永港まで船で来て、そこで入国審査を受けて入国する事が多いらしい。香港から福永港まではボートで約45分。聞くところに依ると、ここでは15分程度待てばVISAを発給してくれるらしい。私の香港での半日の待ち時間はいったい・・・。次回はこのルートを試してみよう。でも、昨日、半年間有効のマルチVISAをゲットしたのでどちらのルートでもVISAの待ち時間の心配はいらない。

 S社の人達が到着する時間まで30分以上あったので、売店を眺めていると店の小姐達が寄ってきて中国語で話しかけてきた。こちらが「旅の指さし会話集台湾編」を開いていると日本人だとわかったようで、片言の日本語を話してきた。待っている間にも日本人と思われる集団(出張帰り風)が来たりしていたので、このお店にも日本人は結構来るのだろう。

 船が到着し、懐かしい顔が現れた。マレーシアのペナンで約2年間一緒に仕事をしゴルフをしカラオケにも通い、家族ぐるみで交流のあったH氏である。ペナン時代にも東莞の協力工場には何回も来ていたH氏なので、もう中国もお手の物である。ホテルは私と同じホテルなので、ホテルに到着し一休みしてからディナーに向かった。ホテルの近くで適当なレストランに入ろうと外に出たが生憎の雨模様。それでも外を歩いてみたが適当なレストランが見つからなかったのでホテルに引き返し、ホテルの2階のレストランで食すことにした。

 初めに、何やら先のとっても長い急須に入ったお茶を出された。中国茶の一部で名前も聞いたのだが失念してしまった。具がいっぱい入っていて体に良さそうなお茶である。麻婆豆腐、その他適当におかずを頼み、ビール、そして紹興酒を開け昔話にも花が咲いた。レストランの小姐達もいろいろと話しかけてきたりして、思っていた中国本土の中国人女性のイメージとは違っている。その中でも一番積極的だった小姐の歳を聞いたら17歳との事だった。その割には結構色っぽい。まあ、着ているチャイナドレス(お約束の通り、スカートの裾が上の方まで切れ上がっている)のせいもあるが・・・

 食事を終え、H氏の部屋にちょっと寄ってから自分の部屋に戻った。実は、今回H氏と中国で再会するにあたり、中国語の翻訳ソフトをInternetで購入し、その配送先をH氏宅にしてハンドキャリーして貰ったのである。他にもATOK14のMacOS Xバージョンが実家に届いていたようなので、それも実家からH氏宅に宅配便で送って貰いハンドキャリーして貰った。ご苦労様でした。

 ところで、今回はmac.comのメールがOutlookで中々拾えなくて不便だ。前回来た時はOKだったのに、今回はいちいちWEBプラウザでyahooメールにアクセスし、コピー&ペーストしてエディターで編集し、再びコピー&ペーストしてWEBプラウザ経由で返事をしている状態である。会社のメールアドレスも受信するのにとっても時間が掛かるので、石碣工場のネットワーク環境自体が乏しいようである。

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