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台湾の屋台の味

まぐまぐのメールマガジン等にて、台湾在住のマダム・チェンさんが発行しているメルマガ【マダム・チェンの風水&パワーストーン】の中に出てくる屋台情報をまとめてみました。 マダム・チェンさん、転載許可、有り難う御座いました。

●陽春麺<ヤン・チュン・ミェン>

今回は、台湾の屋台にはかかせない麺類の一つ、陽春麺についてご紹介させていただきたいと思います。日本で言うと、この陽春麺、どんぷり1杯ほどの器にドカーンと入って1杯たったのNT30$(=日本円で約¥120−ほど)の安さ!以前メルマガでご紹介させていただきました麺線や担仔麺は、小さな御椀に入いるほどの量でした。

この陽春麺、日本で言うところの台湾的「すうどん」と称しても良いのでしょうか?!お味は、日本の「すうどん」とは全く違いますが、とにかくとってもシンプルなお味です。多少お味は、担仔麺に似ているかもしれません。あっさりしたスープに長めに刻んだおネギ、台湾特有の細かくきざんだ豚肉のふりかけのような感じのものがかかっています。あっさりしたスープもこの豚肉のふりかけのようなものからでる油で少し味にコクがでているようなお味です。お値段が安いにもかかわらず、量がしっかりはいっているので1杯だけでもかなり満腹感があります。お味にクセが無く、とても食べやすいあっさりした陽春麺!あっさり系統のお味のラーメン好きな方にとっては、台湾旅行中のお夜食にとってもグーな一品かもしれません。。。


●台湾の西洋的庶民化朝食

屋台とは言いがたいですが、街中や路地裏のあちこちにとてもローカルな台湾の西洋的庶民化朝食がございます。それは、ずばり何かと申し上げますと台湾的味ハンバーガーと日本にも昔ながらのパン屋さんにあったようなサンドウィッチ(三明治=中国語)があります。オープン式の店舗には、カウンター式に鉄板があり、そこで中に挟むハンバーグや卵などをジュワッと目の前で焼き上げられています。
出勤前の殿方やOL,登校前の学生さん達でお店は、毎朝大変賑わっています。

この台湾的味ハンバーガー、世界中にある大手アメリカファーストフードショップや日本の大手ファーストフードショップで販売されているハンバーガーとは、又違ったお味のハンバーガーです。もちろん、見た目も中の具も全くの皆さんが御存知のハンバーガーそのままです。あえて言うならば、大き目のビッグサイズなハンバーガーではありますが、中の具のひとつのハンバーグは、さほど大きなものではなく、日本で言うところのハンバーグをとても平らに薄ひらったく鉄板の上で伸ばしほぼ円形にして平らにジュワッと焼き上げられたものを大き目のゴマの付いたパンにはさまれます。ほかには、卵焼きもオプションではさんでくれますし、レタスもはさまったお店も多いです。お味は、大変説明しがたいのですが、ハンバーガーには、違いありません。でも、お味がとっても新鮮かもしれません。それにとても懐かしい感じのする味かもしれません。ほかほかのできたての台湾的味ハンバーガーをそのまま食べますとお口の中いっぱいに広がる平たいハンバーグと卵とレタスとケッチャップの味がジュワーっと広がり、それに、日本で言うところの昔懐かしいコーヒー牛乳やミルクティー等と一緒に朝食として食します。三明治(サンドウィッチ)もオーダーすると出来立てほやほやのものが食せます。ほんとに、昔懐かしい素朴な味。。。シンプルなのになのにとてもおいしい1品です。ホテルのビュフェ式朝食に飽きた時ふとホテルの外に出てみると出勤前の殿方や、OL、学生さん達で賑わっている鉄板を備えたオープン式のお店がございます。そこへ、ふと立ち寄ってみられては、いかがでしょうか。。。

気になるお値段ですが、ハンバーガー卵付きで1個30NT$=日本円で約¥120ーほどで、卵無しが、25NT$=日本円で約¥100−ほど。同じくサンドウィッチも1個15NT$〜25NT$=日本円で約¥60−〜¥100−ほど。コーヒー牛乳等のドリンク類は、20NT$前後=日本円で約¥80−前後ほどですのでとってもリーズナブルなお値段でボリュームのあるおいしい台湾の西洋的庶民化朝食が食せますよ!<私も時間の無い時は、いつもお世話になっています。^−^> 有名なチェーン店では、「美立美」と赤い看板にかかれたお店が有名です。


●台湾の食文化のいろいろ

ちょっとここで台湾の食文化について書かせていただきたいと思います。以前台湾は、中国の中の一部のほんの小さな島でしかなかったのですが、歴史上とても有名な蒋介石(国民党)が、毛沢東との(共産党)戦いにより大陸を追われ台湾に多くの兵士と共に逃げてきました。その時に中国大陸から逃れてきた兵士たちが生活をするために販売したのが麺類でした。この麺料理類は、中国で言うところの北方系の食べ物で、包子(饅頭)や麺類の食べ物のようにとてもシンプルで簡単に作れるものが多かったそうです。逆に大陸でも南方系は、とても繊細で味が薄く見た目も美しいものが多いようです。広東料理(飲茶もそうです。)逆に北方系の料理は、味が濃い目ののが多いようです。実際の台湾料理といわれるものは、結構あっさりした食べ物が多いのですが、そこに大陸の兵士たちが持ちこんできた麺類や包子の食べ物も有名になり、現在の台湾の屋台にはたくさんの麺類や包子を販売しているお店があります。

実際、食文化の台湾と言われるだけあり多くの国の料理も味わえます。特に台湾で食するタイ料理は、現地タイで適当にお店に入って食べるより見た目も美しくかなりおいしいお店が台湾にはあります。他には、ベトナム、ミャンマー料理も。でも、外国の料理としてやはり台湾でとても多いのは、日式と書かれた日本料理もどき?のお店が街中あちこちとみかけることができます。この日本料理店に関しましては、安いところと高いところのお値段が破格に違いますので台湾的日式料理を食されたいとお思いの方は、是非小さな路地裏にあるお店や屋台などで食されてみるのもなんとも不思議で面白いかもしれません。全体的に味は、ともかくとして中には、とっても安くておいしいものにも出会えるかもしれません。。。ちなみに、台湾でよくみかけるお寿司のなかには、日本では全くみたこともないような台湾オリジナル日式寿司がたくさんありますので機会があれば是非お試を。。。


●プチ台湾の屋台の味

今回のお話は、先日台北の士林夜市に行った時のちょっとしたミニストーリーです。最近、大学生の春休みなのか大変多くの日本人観光客を夜市でみかけます。その時に夜市の屋台で日本人の観光客の方が屋台でジュースを注文しようと奮闘していた光景を目にしました。お店の方は、日本語がわからないらしく、困った様子で一生懸命注文内容を聞きとろうとされていました。「マンゴ牛乳!」と観光客のみなさんは連呼されていたのですが、看板のメニューを指をさされていた文字は、「木瓜牛乳」。そう、台湾で有名なジュースと言えばこれ別名お肌に良いと言われている「木瓜牛乳」。実は、「木瓜」とはマンゴではなくパパイヤのことで「木瓜牛乳」とは、「パパイヤミルク」のことです。ちなみにマンゴとパパイヤはお味が全然違いますので。。。で、そのお店の店主は、マンゴもあるけど、なんで「木瓜牛乳」を指差すのか?大変困られていました。。。台湾は、フルーツ天国なのでマンゴも有名なのでマンゴは、マンゴでパパイヤはパパイヤとして別の果物として聞き取られてしまいますので。。。台湾名物「パパイアヤミルク」、おしいしですが何よりも飲むとお肌に良いと評判です。しかし、カロリーが高いので飲みすぎにはご注意を。


●刷刷鍋

前回は、鉄板焼を書きましたが、今回は、鉄板焼に並んで有名な「刷刷鍋」。実は、これは「しゃぶしゃぶ」と言います。街中には、日式刷刷鍋と書かれた看板をあちこちみかけますが、この日式刷刷鍋とは、見て字のごとく「日本式しゃぶしゃぶ」という意味です。では、日本とお味はそっくり? NOぉぉおおおおおおです。全くの台湾式しゃぶしゃぶ?だと私は思います。でも、おいしいんです!(ホント=毎回のことながら。。。)お値段は、平均NT160$(日本円で約600円ほど)から上は、平均NT360−400$ほどで(日本円で約1,600円)かなり豪華なしゃぶしゃぶが食せます。日本の方なら「そんな金額でまともなしゃぶしゃぶが食せるの?」と思われるかもしれませんが、ここは、食文化の台湾!安くておいしいは、いたるところでございます。牛肉、羊肉、鳥肉、素食の中から1品だけのコースを選ぶと一番安くで食せます。(NT160$)それに野菜、ご飯又は麺類、飲料、デザート(台湾のデザートが主流)が付いてきます。これだけでかなりの量です。もっと高いコースを注文するとカニやらエビやら牡蠣やらドカーンと山盛り盛られてやってきます。普通一人では、食べきれない量なのですが。。。食べきる人も多いようです。

そこで、どこが日本のしゃぶしゃぶと違うのでしょうか?まず第一に「つけダレ」これは、もう台湾特有のタレなんですが、沙茶醤に台湾製醤油にネギ、すりおろしにんにく、それにお好みの方は、卵の黄身だけと生の唐辛子のきざんだものをかき混ぜて台湾式しゃしゃぶ用タレの出来上がりです。これにつけて食すのですがこのタレが結構いけます!おいしいですよ!他には、日本はたしか野菜のメインは白菜だったと思うのですが、ここ台湾はなんと”キャベツ”です。煮込む前のスープは、とてもあっさりしていて日本で言うところの昆布からとったダシやカツオ、煮干からとったようなシンプルでさっぱりしたスープの味に似ています。このスープが煮立ってきたらお肉や海鮮、野菜類などを適当に好みに応じてスープの中に入れていきます。野菜の中でもメインのキャベツ、これがつけダレとあってなかなかいけるのですが、刷刷鍋の店主曰く「お肉とこのキャベツとをいっしょにタレにつけて食べるのがいけるんだ」と話していました。肉類は、凍らせたものをとても薄くスライスする機械でスライスされてできます。それを煮立ったスープの中でしゃぶしゃぶと煮て台湾式の特性ダレとともに召し上がられてみてはいかがでしょうか。。。安くておいしく、ボリューム万点の日式????(台湾式)しゃぶしゃぶ刷刷鍋、屋台ではありませんが庶民に浸透している食のひとつです。街のあちこちにお店があり看板がみうけられるので簡単にみつけることができます。


●葱油餅と抓餅

この2つ、名前が全く違うのに食べてみたらかなりにているという台湾でも民衆に溶け込んだ屋台の味です。朝食代わりに食される方も多いですし、夕方から夜にかけてアフター5のOLのスナックとしてもかなり親しまれてします。まぁ、毎回同じ事を言うのは、なんですが。。。「おいしぃー!!!」の一言です。かなり、日本の方々のお口に合うお味です。お好み焼きまでは、いきませんが、それの薄っぺらい版とでもいいましょうか。。。葱油餅の方が薄く葱焼のようにペラっとしています。

抓餅の方は、もう少し分厚くキャベツや葱、コーンなどの野菜が少し入っています。(鉄板で先に野菜類を炒めてくれます)この葱油餅と抓餅なぜか、お味が良く似てるのです。抓餅の方は、卵つきの場合卵1個ドカーンと焼いてその上に抓餅をあわせてまた少し焼いて付いてきます。

葱油餅の方の卵は、1個というよりは、既にたくさんかき混ぜた卵の1部をジュワッと鉄板で焼いて葱油餅の本体とあわせてまた少し焼いて付いてきます。具は、抓餅のほうが、野菜の種類も含め少し多いように思います。見た目は、丸く程よい焼具合が表面に付いています。(生地自体は、日本のお好み焼や葱焼とは違いかなりしっかりしています。インドやネパールのチャパティやナンの焼き上げる前の生地が少し似ているかと思われます。かなりしっかりした生地を丸く伸ばして焼きあげるようです。)それを半分又は、3分の1に折りたたんで油除け紙袋の小さいのに入れてくれます。まるで、ちょっとした焼クレープ具入りをそのまま食べるような感じでしょうか。。。ちょっとしたスナックとしてかなり、お味はいけます。

気になるお値段ですが、葱油餅の卵付きでNT25$=約¥100−で抓餅の卵付きでNT30$=約¥120−です。どちらがお徳かは、お好みによるかと思います。薄いものが好きな方、ちょっと厚みがあり食べ応えのある方。。。でも、お味は、かなり似ていますのでその時のお腹のすき具合で決められても良いかと思われます。お腹がすいてるかな?=抓餅、ちょっと何かつまみたいな=葱油餅 という風に。。。でも、各屋台によって大きさや厚さはかなり違いますのでご注意を。ちなみに私のよく買いに行く屋台は、台北の南京東路上に何台かの屋台が同じものを売っているのでそこで時々購入しています。葱油餅と抓餅の屋台の両方をみつけることができますよ。ちょっとしたスナックにいかがでしょうか。。。


●鉄板焼

読んで字のごとく鉄板焼。。。えっ?これって屋台の味なの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、士林夜市の中にも龍山寺近くの華市街の夜市の中にもそしてラオ河街夜市にもちゃんと(この3つの夜市は、台北三大夜市のうちの3つ全部です。)この鉄板焼なる屋台がございます。もちろん、街の中にもあちこちにちゃんとした店舗としても、又百貨店などの地下美食街(地下の食堂街)にもございまして台湾の方々の食文化にすでに溶け込んでいる食の1つなんです。で、この台湾で浸透している鉄板焼ってどういうものなのでしょうか?!率直に申し上げますと、ズバリ「安い!美味い!その割りにゴージャス!」と三拍子揃っています。お勧めは、むしろ一軒で店構えをしている平価鉄板焼と書かれたお店です。というのも夜市とは、また違い一軒の店舗ですので夏場の暑いとき等エアコンがかかっていて、お店もとても清潔で綺麗で鉄板焼を作るSTAFFがたくさんいるので混んでいても待たされないからなんです。また、最近は、商戦が激しくなってきてこういう一軒構えの店舗では、飲料(御茶やジュース)やスープを飲み放題にしてサービスもしています。

ところで、この鉄板焼どういう食べ物かと言いますと、ヒレステーキのコースや海鮮コース、そして単品コースなどいろいろございまして、お店に入ると大きな鉄板のテーブルカウンターになっており、STAFFが注文した料理を目の前でジュワッ!サッサッ!カチンカチン!(←これは、鉄板で料理を焼くときに鉄のコテと鉄板がすれる音です。)とすばやく焼き上げそのお店特性の鉄板焼のタレをたっぷりかけ、またジュワッ!サッサッ!カチンカチン!と焼き上げてくれます。手さばきの早さには、毎回目の前で見ている私も感服してしまいます。そして、他には、青菜2種=2種類の野菜の鉄板焼とスープ、飲料などが付いてきます。白いご飯は、1杯10NT$=約日本円で36−40円でサイドオーダーすれば付いてきます。お値段は、お安いものですと牛肉の鉄板焼(ご飯も付けて)1セット(飲料、スープ付き)でNT100$から=日本円で約360-400円でございます。これだけでも結構お腹がいっぱいになります。

他には、チキン、牡蠣、イカ、シイタケ、白身魚などの単品セットもNT100$から=日本円で約360-400円です。そしてコース料理になりますと海鮮コース(エビ、イカ、白身の魚、牛肉等+ご飯もなど)が全部入っていまして、そのお店では、NT240$前後=日本円で約¥1、000未満、ヒレコースセットも同じく日本円で約¥1,000−前後で食せます。これらは、かなりボリュームもありお腹がいっぱいになります。でも、タレや焼具合が良いのでおいしくてついついがんばって食べてしまえるようなお味です。百貨店などの地下美食街(地下の食堂街)は、少し高めです。<家賃の関係だと思われます>なので一軒の店舗で平価鉄板焼と書かれたお店がお勧めです。お店は清潔で、安くて、ボリューム満点、そしてちょっとゴージャス?!もちろん、鉄板焼の高級店舗もたくさんございますが、とても高い割には、コースの内容はイマイチでお徳感などが一切感じられませんでした。私としては、高くて、美味いは、当たり前でおもしろくないので。。。ちょっと今日は、中華をやめて、台湾風の鉄板焼でヒレステーキ又は、海鮮などを食してみたいと思われでしたら台湾旅行中のディナーに一度試されてみてはいかがでしょうか。。。Have a nice dinner time!


●魚丸湯 <イュ・ワン・タン>

見て字のごとく”フィシュ ボール スープ”です。それも、台北から郊外にある淡水といわれる場所の魚丸湯。台湾では、淡水の魚丸湯は大変有名な淡水の名物です。淡水へは、台北市内からMRT(モノレール)に乗って最終の駅に淡水駅がございましてそこで降りますと、駅の付近の淡水の川沿いには、たくさんの屋台が並んでいます。その通りをずっと進んでいきますと右と左に分かれた道があります。そこで左に曲がり少し歩いていますと左手に細く少し坂になった路地に淡水の川沿いに向かってたくさんの”淡水名物”魚丸湯”を売っている屋台がたくさん見受けられます。

1杯25NT$=約100円未満のところや30NT$=約120円未満のところもございまして、そこで適当に直感で屋台に入り淡水名物”魚丸湯”を食してみます。この淡水名物”魚丸湯”は、スープがとってもあっさりしていましてさわやかと言えるほどさっぱりしたスープに淡水名物”魚丸=フィッシュボール”がぽっかり浮かんで入っています。この”魚丸=フィッシュボール”こそが、淡水の名物でしてそれだけでもテイクアウトできるようにも販売されております。(家で作る用に)お味は、白い少し長方形の形をした

”魚丸=フィッシュボール”をスープと一緒に食べますと中からジュワッとほんの少しのやわらかめの肉団子と肉汁、そして白身の魚丸とスープのさっぱりしたお味のアンサンブルでとてもさわやかなおいしさを口の中にひろげてくれます。とても、あっさりしたさわやかなおいしさで日本人好みのお味だと思います。淡水観光のひと時に是非あっさりしてさわやかなこのスープを食されてみてはいかがでしょうか?ちなみにこの淡水は、結構昔懐かしい感じのする町並みです。ほんの少し、横浜の”ラーメン博物館”の実世界のようかもしれまん。。。


●臭豆腐 <チョウ・ドウフ>

もう、台湾を好きな方々はご存知でしょう。。。ね(笑)読んで字のごとく。。。。臭い 豆腐?!そう、本当に臭いんです。そのお豆腐を調理している屋台やお店から独特の超くさーい臭いが数メートル先からイエイエひどいときは、もっと離れた場所から。。。この臭いが漂ってきます。。。(*_+) この臭豆腐、台湾の方は結構大好きな方々が多いようです。ちなみに私は、ダメです。

煮込んだものや日本の揚げ豆腐のようなものもありまして揚げ豆腐のような方の臭豆腐は、お店によっては結構いけるもの?というよりは、日本の揚げ豆腐に近い感じのものもありました。煮込んだ方の臭豆腐は、鼻をつまんで一口食べてもダメでした。友人は、よこで「おいしい!おいしい!」と食べていましたが。。。(台湾人)この説明しようのない超臭い”臭豆腐”、台湾にお越しの際はこの臭いを嗅いでから勇気のある方は、是非食してみてくださいませ。


●小龍包 <ショウ・ロン・パオ>

小龍包と一言で申し上げましてもこれもまた、お店によってお味が全く違うのです。。。台湾料理と言いますと結構あっさりしていて日本人好みのお味が多いのですが、台湾の屋台の味は、違います。日本人にとっては一癖も二癖もある見た目も匂いも”とんでもない!!!”ようなものもございまして、それらを食してみるのも台湾の醍醐味かもしれません。台湾料理専門のお店は、高級店も多くお値段もそれなりにするところがありますが、それらは日本の旅行マガジンや観光本などで紹介されているお店が多いようです。台湾料理のお店については、今後の話題として残しておきまして、今回は小龍包をお話しさせていただきます。

台湾でも有名なディン・タイ・フォンは、日本の東京か横浜か忘れましたが支店がございまして、いつも人で混み合いなかなか入れないと日本の友人にききました。この台北の信義路沿いにあるお店も毎日大繁盛ですが、比較的ならばずに私は今までお店に入れました。ラッキーな日本の友人は、初めての台湾で、ディン・タイ・フォンに行き香港の映画スター成龍(ジャッキーチェン)に会えてサインももらっちゃった!と喜んでいたのが印象的でした。そういう意味では、香港スターの方たちは来台した時によくこのお店にいかれるようです。この小龍包は、1つがとても小さいのですが、一口食べますと口の中に肉汁とスープが、じわっと広がりまして それから やわらかく とても小さい肉団子のお味が口の中いっぱいに広がります。一口食べると何個でもいけそうなとってもジューシーな小龍包です。(刻みショウガがついてくるので、ショウガとお醤油と酢=台湾製と小龍包と一緒にお口に運ぶことをお勧めします。)

ディン・タイ・フォンは、台北でも超有名店なのでお値段も高めですが、街中にあるローカルでは有名なお店もございます。例えば、小上海、人間美味(最近の新しいチェーン店)も結構お味がいけます。お値段もディン・タイ・フォンより少しお安いお値段です。他にもローカルでおいしいお店がございますが、無難なところで上記記載のお店でしょうか。夜市の屋台や道端の屋台の小龍包は、当たりハズレがはげしいです。お値段は、格安ですが。。。上記記載のお店よりは、味が落ちるところが多かったようです。超安いお値段の割りにそこそこいけるのは、士林夜市の目立たなくまた、人通りもイマイチのところの通りの一角にあるときもございます。(ちょっとみつけるのがむずかしいかもしれませんが。。。)

小龍包は、オーダーされましたら必ずその時に食されることをお勧めします。テイクアウトもできるのですが、それは、まだ蒸していないものならいいですが、蒸したものをテイクアウトして宿泊先のHOTEL等で食べますと。。。味は、大変落ちています。。。それは、中のスープや肉汁が外の包子(パオズ)に吸収されてしまい本来のお味がダメになってしまうからなんです。小龍包、とっても食べやすくおいしいので食べすぎにはご注意。。。口当たりは良いのですが、結構あぶらっこいので。。。


●担仔麺 <タン・ツァイ・ミェン>

この担仔麺、一口食べたら まるで日本の椀子そばのように何杯でもさらっとたいらげてしまいそうなとっても日本人好みの食べ物なんです。ただし、おいしいお店限定ですが。。。そのおいしいお店が台北のどこにあるかと言いますと、台北市の吉林路沿いにある”好記担仔麺”ともう1つと隣に”阿妹飯店”(姉妹店舗)がございます。じつは、このお店、私マダム・チェンがはじめて担仔麺をこのお店に食べに行ったときには、とっても小さな店舗で屋台に毛がはえたほどの小さなお店でした。その当事からこのお店では、海鮮料理も中心にメニューもございました。が、しかし このお店あっと言う間に新聞や雑誌で紹介されるほどの大店舗と成長した、とても有名なお店なんです。それも、当事一杯NT30$−NT35$=日本円で約120円ほどの担仔麺の味が、あまりにおいしかったもので口コミでどんどん知れ渡るようになり、あっという間に超急成長の繁盛しているお店としてニュースや新聞、雑誌などでとりあげられるようになったわけなんです。

はじめてこのお店(まだ小さい店舗)に行ったとき、この一杯の担仔麺の味に私がどれほど感動したことか。。。今でも忘れません。。。それが、あっと言う間にこんなに有名になり大店舗となり、台北の食のひとつの観光スポット化した感も受けられるほどです。現在のお店は、内装も昔懐かしい台湾やチャイナ風アンティーク調のインテリアでとても粋で洒落たお店になっております。

この担仔麺のお味は、とてもさっぱりしたスープに日本で言うラーメンのような麺が少し、トッピングに香菜、小さなエビ、台湾特有の細かくきざんだ豚肉のふりかけのような感じのものがかかっています。スープと麺とトッピングをさらっと一気に食べますと、驚くほどのあっさりしたお味で何杯でも食べれそうなとても口当たりの良いお味です。本当においいしいですよ!!!太鼓判!!


●阿宗麺線 <アー・ツォン・ミェン・シェン>

台北の西門町という若者の集まるショッピングエリアの一角にある屋台店の”阿宗麺線”というお店について今回は、お話しさせていただきます。この”阿宗麺線”というお店、海外でも結構知られているお店で以前日本のTVでも紹介された台湾の屋台店。当事1杯NT30$=約120円前後の麺線を売り、商売で大成功した”阿宗麺線”の社長の話が日本のTVで紹介されていました。このお店いまだに大繁盛で小さな屋台の前には、あふれるばかりの人だかりと行列のできるお店。実は、この”阿宗麺線”最近といってもここ数年前から、西門町(日本でいうところの原宿みたいなところだと形容されています。)自体を新しくする為に大掛かりな工事が続いていました。それにより、西門町は以前とくらべると見違えるほど綺麗に整備され毎週末いろいろな明星(スター)等のキャンペーンや催し物が、町の中の道で行われています。そんな大改変した西門町と一緒に最近この”阿宗麺線”の屋台店自体もリニューアルされ以前とは、比べ物にならないほど綺麗な建物に屋台を据えて”麺線”を販売しています。だいぶ前置きが長くなってしまいましたね。とは、いってもこの”阿宗麺線”の社長の屋台でのサクセスストーリーは、とっても有名で”よくまぁ、ここまで大成功したもんだ!”と思うほど。

この”阿宗麺線”で売られている麺線は、台湾ではとってもポピュラーな食べ物で台湾の方々は、この麺線を台湾のそうめんと形容して説明してくれました。たしかに麺は、超細いですが。。。で、お味はと言いますとダシにカツオの風味がしてなかなかいけるのです。ダシというよりドロっとした感じのスープという感じです。色は、ダシ、麺も含めて全体的にライトブラウンでちょっとだけお腹がすいたときには最適な量です。トッピングに香菜をパラッとかけてくれまして、チリや醤油、酢などはお好きにどうぞ、という感じで屋台の脇に置いてあり、自分で好きなだけそれらを好みに合わせて入れます。食べるとき熱いですが結構さらっと簡単に食べてしまえるようなものです。この麺線も見た目によらず、とってもおいしい台湾名物で”阿宗麺線”に限らずどこでも食せます。夜市(台湾観光名物ナイトマーケット)でも、朝 道端の屋台で朝食代わりに等どこでも麺線に出会うことができます。この麺線、代表的なのに2種類あるのですが、1つが”阿宗麺線”でも売られている大腸(おそらく豚の)をこまかく切ったものが麺線の具として入っています。結構コリコリした歯ごたえです。もう1つは、私の大好きな"牡蠣カキ”が入った麺線。で、お店によっては、その両方が具として入っているところもあります。

なぜ、台湾にこんなにも麺線のお店があるというのにここでわざわざ”阿宗麺線”を話題にするのか?と言いますと本当においしいからです。他の道端の屋台や夜市にあるお店のほとんどがおいしく無かったからなんです。。。でも、もちろん、”阿宗麺線”と同じくらい又はそれ以上のおいしいとこともありますが、どこも”阿宗麺線”のようには、繁盛していないということで名物度で今回の話題にさせていただきました。この”阿宗麺線”現在の1杯のお値段は、小でNT35$=約140円前後で大でNT50$=約200円前後のお値段ですが、台北のHILTON HOTELの地下の美食街(食堂街)では、場所代のせいか、小でNT40$=約160円前後、大でNT60$=約240円前後と少しだけ割高ですが、座るところがございます。西門町の”阿宗麺線”には、野外なので座るところがなく皆さん立ちながら食べています。日本人好みの味なので一 口食べたら忘れられない味ですよ。。。台北にお立ち寄りの際は、是非。。。


●紅油抄手 <ホン・ヨウ・チャオ・ショウ>

一見、中の具は日本で言うワンタンに、見た目も超辛そうな醤(ジャン=日本的に言うとタレやソースのようなもの)がたっぷりかかったような食べ物なのですが、もともと中国の辛い料理で有名な四川から来た料理だと聞いたことがあります。まぁ、とにかく見た目は超辛そうな食べ物です。量は、少なめなのでちょっとしたスナック的感覚でも食せます。この紅油抄手も前回の牛肉麺と同じくお店によってお味が違います。でも、牛肉麺の場合は比較的おいしいお店にあたりやすいのですが、この紅油抄手は、おいしくないところもたくさんあり、おいしいところとおいしくない(マズくは無いという意味で遠まわしにおいしくないという表現を使わせていただいております。)ところの味の差が大きすぎるのです!(@0@)小さなお椀に数個のワンタンのようなものが入っていてそれにお店によって違う特製の超辛ーいタレがかかっています。きざみねぎも上にほんの少しパラッとふりかけてあります。でも、おいしいお店に当たれば、もうやみつきです!おいしくて、その上あの辛さが食欲をそそります。でも、辛いものが苦手な方の多い日本の方には、刺激が強い辛さかも?!しれませんが、慣れればおいしいですよ。ちなみに士林夜市の中にも数軒おいしい屋台のお店があるのですが、ごく最近、あの士林夜市の屋台の集まっていた場所が変わってしまいました。そのため、以前ちょくちょく私が出かけていたその”紅油抄手”の屋台ブースがどこにあるのかわかりませんが。。。士林夜市の屋台の集まっている新しいビルに行かれたら運良くみつかるかもしれません。。。


●牛肉麺 <ニョウ・ロウ・ミェン

台湾でとても有名な牛肉麺。昔、高雄の友人にすすめられて牛肉麺なるものを食べに連れて行かれたとき、はじめて出来上がった牛肉麺を見たときに私は、正直「OH MY GOD! これは、スープの色といい。。。全体的に見るからにマズそうだし。。。辛そうだし。。。牛肉の塊がなぜこんなにたくさんはいってるのぉぉおおおおおお!!!」というのが、私の第一印象でした。(笑)でも、友人に勧められ連れてきてくれたお店だったので断ることもできず、恐る恐るその牛肉麺なるものを少しだけゆっくり口にはこびました。そうです、そのときのことは今でも忘れません。。。見た目とは違い。。。それは。。。”超Delicious!”だったのです。牛肉は、日本で言うところのビーフシチューの中にはいっているあのビーフこと牛肉そのものでした。とてもお肉が大きいのにやわらかいあの歯ごたえそのものでした。スープは、多少辛いかもしれませんが、目で見たあの色合いよりも実際はそれほど辛くありませんでした。麺は、日本のきしめんみたいな、うどんときしめんのあいのこみたいな感じの麺でした。あえて例えるなら細めのうどん麺でしょうか。実際、各お店によってお味が違います。それでも、確立的においしいお店は結構多いようです。無難なところでは、チェーン店で有名な三商巧福でどこでもみうけられます。お値段もNT75$=約280円くらいでお安いので台湾にお越しの際は、一度お試しあれ!(他のお店の平均お値段はNT100$=約360−400円くらいです。)

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