(1999年11月10日)
今日は、旦那達だけでDiving。通常ティオマンの場合は2泊3日のツアーが多いのだが、今回3泊4日にしたのは、まさにDivingを1回したかったからである。マレーシアに詳しい日本のメルトモAkoちゃんに紹介して貰ったDiving
Shop「Thousand Leaves」の日本人女性Tomoちゃんと事前にメールで連絡してあり、前の日に確認のTELを貰った。2ダイブの予定だったが、好みに応じて3ダイブできるとの事だったので、3ダイブをお願いすることにした。また、Tomoちゃんから「ボートの上で採る昼食のサイドウィッチは不味いので、事前にホテルの朝食のパンを持ってきたほうがいいですよ」と言われた?!のでその通りにした。
朝9:30にホテルまで迎えに来てもらう。Tomoちゃんとはメールでのやりとりは数回あったが実際に会うのは初めてである。この「Thousand
Leaves」のオーナーでイントラでもあるAndyは、Tomoちゃんの旦那さん。そう、昨年、晴れて国際結婚を果たしたのである。そんな背景から、さぞかし逞しい女性が現れるのかなと思っていたら、華奢であどけなさの残る可愛らしい女性が待っていた。
Berjayaからクルマで5分くらい走ると、Andyがベースとしているシャレーに到着。ここで、申込書、誓約書等に色々と記入し、いよいよボートに乗る準備完了。私にとっては1年半振りのDivingなので、BCの装着の仕方やら、Weightの重さやら結構忘れていることが多かった。尚、今回はマレー大学へ仕事で来ている北川さん、梶野さんのベテランダイバーと総勢4名でのDivingである。ガイドはAndy自らであるが、彼はTiomanの潜水暦9年を誇り、ここは庭のように熟知しているとの事。尚、今日は昨日までの天気とは打って変わって朝から太陽が顔を出す晴天である(我々の普段の行いがいいからなのだろうか、、、)。また、既にモンスーンに入っているとの事だが、波も穏やかで、モンスーンなんてあんまり気にする必要が無いような感じである。
ボートに乗ること15分ちょっとで、1本目のポイント「Labas Island」に到着。1本目は、今までのブランクを埋められるよう、Divingを思い出しながら潜ることにしカメラはボートに置いて行く。BCをつけ重りは4kgで潜水開始。エントリーは初めて行うBack Entryである(結構、簡単)。BCから空気を抜き、潜水しようとするが沈まない。Andyがやってきて重りを2kg追加してくれて沈み出した(昔のLOGを覗いてみたら、確かにWeight6kgだった、、、)。
もぐり始めて早々、Andyが興奮している。なんと、我々の周りを幅3.5mはあろうかというマンタが悠々と泳いでいる。この後も、もう一度このマンタに逢うのだが、こんな時に限ってカメラを持っていなかった。ちょっと残念だったが、ここで100本以上潜っているTomoちゃんでさえも、今まで1度も見たことが無いマンタに1本目で出会えて、皆から「Lucky Men」と称された。1本目は、中性浮力を思い出すまで結構時間がかかったが、何とか勘を取り戻せた。
潜水開始 | 潜水終了 | 潜水時間 | 最大深度 | 平均深度 | エアの使用量 | 水温 | 透明度 |
10:20 | 10:55 | 35分 | 15.7m | 11.7m | 1800cc | 29.3度 | 10m |
マンタの話で盛り上がりながら2本目のポイントへ移動する。ここは、昨日行ったCoral Islandの近くの石の下である。今度は余裕も出てきたので、デジカメ+30m防水キットで水中写真を撮り捲くろうと気負う。このOlympusのデジカメ900Zと30m防水キットでレダン島で初めて水中写真を撮ったが、これはシュノーケリングだったのでカメラが潜っている深度は1m程度。今回が本格的な水中デビューである。820Lの時の3m防水キットでは水面で水滴がちょっと浸入することがあったので、ちょっと警戒しながらの使用だったが、結局21.5mまで潜り全く問題無かった。
2本目。場所はMalang Rocks。
潜水開始 | 潜水終了 | 潜水時間 | 最大深度 | 平均深度 | エアの使用量 | 水温 | 透明度 |
11:29 | 12:09 | 40分 | 12.1m | 7.3m | 1600cc | 29.3度 | 10m |
水中写真の結果はこの通り。Photoshopでリサイズし、AutoLevel調整+Sharpenを1段階修正した作品。画像は、クリックすると大きなサイズで見れます。
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2本目が終わると、一旦シャレーに戻って3本目のタンクを補給する。3本目は、やはり昨日昼食を採りに行ったSalang Villageの近くの岩の傍。3本目ともなると余裕が出てきて、思う存分水中撮影を楽しみたくなる。デジカメはファインダーを覗く必要が無いし、フィルムの枚数も気にする必要が無いので撮影も気楽に出来る。本当に便利。
3本目はこの日の最大深度を記録した。そこには沈没した船が横たわっており魚達も無数に集まっている。場所はSayak Island。
潜水開始 | 潜水終了 | 潜水時間 | 最大深度 | 平均深度 | エアの使用量 | 水温 | 透明度 |
13:03 | 13:38 | 35分 | 21.5m | 12.9m | 1800cc | 29.2度 | 10m |
再び、水中写真でお楽しみ下さい。画像は、クリックすると大きなサイズで見れます。
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さすがに1日3本ともなるとフィンをキックしている脚が結構疲れた。実際、3本目の最後、浮上の際イコライジングしている時に、左足の脹脛がつった。。。
1年半ぶりのDivingも無事終了。Tomoちゃんの待つシャレーに戻り、談笑しながら今日を降り返る。この時にわかった事であるが、北川さんと梶野さん、KLソフトボール大会にも参戦していて、しかもうちのコンドミニアムの隣のコンドミニアムに住んでいるとの事で、きっと今までも、何処かですれ違っているほど近い距離だった。
考えてみると、KLから一番便利なDiving SpotはTiomanだと確信した。飛行機で1時間足らず、乗換え無しの1本なので週末でも可能である。「Thousand
Leaves」でも、週末Tiomanツアーを随時開催(但し、交通手段はクルマなので、時間は結構掛かる)しているようなので、それを利用したりして、これからもまた来たいと思った。
以下に、Thousand Leavesの連絡先と扱っている内容を少々。。。
28 Labu Lama 70200 Seremban N. Sembilan
Phone: 06-7614230 Fax: 06-7676489