大村特派員が送る、ペナンの楽しみ方

Penang徒然なるままに(Penangに旅行へ行かれる方を念頭に)

 在住者にとって、変化しているようで、変化していないのがPenangではないでしょうか。変化といえばコンドミニアム、ショッピングセンターが増え、一方通行が増えた事ぐらいしか頭に浮かびません。私にとってのPenangは、ここ十年殆ど変わり映えしていないといっても過言ではないと思います(私は、そこが好きなのですが)。
 さて、ここからは私の独断と偏見に満ちたPenang考」です。悪しからず!!!

<Penangについての御託、5月23日筆>

 これまでPenangについていろいろお話しをさせて頂いております。どれも、あれをするな、これには気をつけろ等、ネガティブな内容が多かったと思います。私は決してPenangに対してネガティブな感情を持っている訳ではありません。それは、Penangに慣れていない旅行者の方を念頭に置き、Penangは楽しかったネ!Tom-sanのHPが役に立ったネ!と思って頂きたいからです。

 Tom-sanも書いていらっしゃるように、<旅行者が注意しなければいけない点>は、世界中、何処に行く場合も同じかと思いますが、生水は飲まない、深夜には出歩かない、人通りの少ない路地には入らない、甘い誘いには乗らない、人混みではスリに注意、肩掛け鞄は道路側の腕に掛けない、、、などですね。尚、タクシーは、乗る前に価格交渉して下さい。まあ、ぼられても日本のタクシーの料金からしたら激安ですが、20分程度の距離だったらRM20程度を目安にしたらいいかと思います。

 ペナンは、普通の常識的な遊び方をしていたら非常に安全なところです。ご心配なく! 但し、冒険したらそれなりのリスクがある事をお忘れ無く!!これは、日本でも同じですよね。もう一つ付け加えさせていただくと、「人前で現金を数えないで下さい」。例えば、二万円の日本円を両替すると、約RM700位になります。少しオーバーですが、この金額は、Penangでは若い人の一ヶ月分の給料に相当します。かなりの大金ですよ!。じゃ、どうすれば良いのか。RM100くらいを、直ぐに出せるようにし、あとの分は、別にしておいて下さい。これだけ守っていれば安全です。多分、いまの日本以上に安全だと思いますよ!!!

 でも、それだけでは,通り一遍のPenangしか見れないじゃないか、表面しか見れないじゃないか、単なる観光ツアーじゃないか、とおっしゃる方が、きっとみえると思います。そこで、安全かつ、表面的な観光旅行ではなく、一歩踏み込んだPenangを見て頂こうと考えております。

●目次


●ショッピングセンター

 ショッピングセンターにしても、中身は何処も同じ、所詮スーパーマーケットの延長でしかない様な気がします。何処も変わり映えしません。ただ一軒、ルッキング・グッドは、コンピューター関連の店や音楽のCD、カッセット・テープの店が何軒か有り、それを目的に行かれるには面白いかも???(海賊版もかなり出回っています)。

 それと、Penangのあらゆる食べ物がここには揃っています。和食(日本人が経営する「すし金」という「回転すし」も有りますよ)からローカル・フードまでネ!!屋台へ行く前のトレーニングには良いかも知れません。それと、かなり大きな「本屋」さんが5Fか6Fにありますヨ(日本の本は何も有りません)!!露天でも音楽のCD、カッセット・テープは売られています。ヒヤカシテみるべし!


●免税店

 免税店にしても、然りです。免税店は、現在Penangに2軒有ります。一軒は、タンジュン・トコン(アイランド・プラザと、ガーニー・ドライブのロータリーとの中間位いの所です)に有り、スリワニ経営の店です。あまり種類は豊富ではないと思います。時々ツアー・バスが止まっていますが???。(注)日本流には「ロータリー」と言いますが、マレーシアでは、Runaboutです。あちこちで見かけますヨ!!ロータリーでは、全く通じません。

 もう一軒は、コムターの近くです。この店はPenangでは一番大きなゴールド・ショップを経営しているchineseが経営しています。外観からは何の店かは、全くわからず、外には駐車場係りのおじさんが数人たむろしているので、知らない人には入りにくいかも知れません。ここも、ブランド品は少ないです。しかし、現地風のお土産になりそうな物が少し置いてあります。いずれにせよ、免税店というよりは、小奇麗な土産物屋(他の土産物屋が結構みすぼらしいたたずまいなので「少し小奇麗な」という修飾語がつきます)といった感じです。従って、免税店で地元風のお土産(どんな物がいいのか考えてしまいますが?)を買うのは、一方法です。
 免税店の店員は、そこそこ日本語を話しますので、「値切」る楽しみも有りますよネ!(マレー語・英語・中国語特に福建語が話せる方には失礼いたしました)
 ”はっきり言って、Penangはブランド品購入にはむきません。


●スーパー・マーケット

 Penangでは、スーパー・マーケット(ショッピング・センター内には必ず有ります)はかなりありますが、コンビニは見つけづらいと考えてください。スーパー・マーケット(ショッピング・センター)では、「おめかし用」の服、お肌に合った化粧品以外でしたら何でも手に入ります。ちなみに、マクドナルド、ケンタッキー・フライドチキンも有りますヨ。ご安心を!!!!
 ”Penangは、手ブラで行ける海外旅行先です。


●お酒の好きな方へ

 Penangでは、酒は決して安くありません(イスラム教の教えに反する物ですから、高い輸入関税を掛けていますので)。日本に比べて、ほんの少し安いくらいと考えてください。また、現地で酒を調達しようとしても、酒屋がなかなか見つかりません。見つかったとしても、種類が少なく好きな銘柄が手に入りにくいでしょう。ただ、ビールは何処ででも手に入ります。タイガー・ビアー、アンカー・ビアー、カールスバーグ(以上の銘柄のアルコール分は5.5%以上です)が主流で、日本のビールもありますが、これも手に入れにくいでしょう(一部の大手スーパーか、日本食材を扱う店には有ります)。

 また、ワインは最近になって少しづつ銘柄が増えてきているようですが、期待しないほうがベターでしょう(友人談)。私はcrazy drinker ですが、ワインに関しては無知同然ですので、どなたかワインの情報にご協力をお願いいたします。(注)「ビール」は日本語です。英語は「ビアー」です。

 従って、銘柄にこだわられる方は、日本の空港で好みの酒を購入され持ち込む事をお勧めします。ちなみに、マレーシアは、大人一人につき一本(750 ?)のお酒が無税で持ち込めます。それは、Penangの税関審査でのことですから、税関審査の時、大人一人につき一本にすれば問題無い訳ですよネ。答えは簡単、お酒を持っていないお友達にその時だけお願いすることです(Penangに慣れていない方は、安全を期して、飛行機がPenangに到着するまでにその交渉を済ませて下さい)。

 余談ですが、Penangの屋台はお酒持ちこみOKですし、ミネラル・ウォーター、氷も店に有ります。ミネラル・ウォーターは何の問題も無いのですが、氷はやや気になる状態で持ってきます。つまり入れ物が見た目に清潔とは言えず、従って衛生的か否かは注文してから、ご自分でご判断を!!また、水道の生水は特に問題は無いのですが、そのまま飲まない事に越した事はありません。ちなみに、この8年間、私も私の周りの連中も、氷・生水でトラブルになったことは有りませんが。。。但し、生牡蠣を食べてダウンした連中はかなりおりましたのでご用心!!(注)氷はice cube pleaseと言うと、持って来てくれます。
 ”生牡蠣、生水には、十分注意が必要

 そして税関審査です。日本からの団体旅行の場合は手荷物をあまり細かく調べない事の方が多いですけどね。でもこればかりは、断言できませんので悪しからず!!!!
 ”「節税」そして待望のPenang です


●兎に角「暑い」

 日本の夏以外の季節にPenangへ行かれる方は、兎に角「暑い」です。機内で半袖の準備をされる事をお勧めします。税関審査を終えたあたりから「ムー」としてきますヨ!!!。逆に、Penangの中では、ホテル、レストラン等、冷房の有る所は、これでもかというくらい冷やしてありますから、何か羽織れる物も必要ですよ!!!
 ”冷し過ぎにご注意


●Penangについての雑考

 マレーシアは、マレー人、中国人、インド人、タイ人等、様々な人種によって構成されています。その中で、行政のマレー人、経済の中国人と言われているように、経済地区、特にPenangは中国人の人口が多く、その比率は65%とも70%とも言われています。従ってPenangの街中へ行くと漢字の看板が氾濫しており、「本当にここはマレーシアなの???」「本当のマレーシアの文化てどんなの???」ということになります。よく、我々は、チャイナ・タウンとか、日本人街とか、韓国人街とか言いますよネ!!!それは、その国固有の文化の中に異質の小さな文化圏が有るということだと思うんですが、Penangはその逆で中国文化圏の中にマレーシアの文化が混在しているといった感じを私は受けています。従って、Penangは正に中国文化圏です。食べ物は中華風、第1共通語は無論マレー語ですが、第2共通語は英語です。その点、親しみやすいですよね。


●Penangに着きました

 ややこしい話しはさておき、Penangに着きました。パッケージ・ツアーで来られた方は、現地ツアーガイドによる日本語(上手から下手っぴまで様々ですが)でのお出迎えとなります。到着ロビーは、日本語、英語、中国語が入り混じり度肝を抜かれることでしょう。その雰囲気をご堪能あれ!!!
 ”兎に角やかましい


●恥ずかしがらないで、話してみよう英語

 一般的に言って、アジア人の話す英語は、明瞭で比較的聞き取り易すく、またこちらの下手な英語(私の場合ですが)を一生懸命聞いてくれますし合わせてもくれます。その点、Penangも同様です。(欧米人は、全くその反対ですよネ???)この際、中学校1〜2年の英語で十分です。英語の文法等など気にせずにトライしてみましょう。恥ずかしがらないで、さあ、さあ!話してみよう!!Penangはハワイやグアムのように日本語は普及していませんからね。英語をほんの少し話すだけで、仲間から注目の的になること請け合いです。また、その旅行が何倍にも楽しくなりますよ。トライあるのみ。こういう恥じはかき捨てましょう!!!
 ”try to speak English.


●お金について

 ここでお金について少しお話しをしておきましょう。マレーシア・ドルはマレー語では「リンギット」と呼ばれ、RM**.**と表記されています。言葉では「**ドル**セント」ですが、会話の中では、数字のみの表現になる事が一般的です。例えば、15ドル35セントですと表記ではRM15.35となり、会話ではfifteen-thirty-fiveとなります。

 さて、大事な交換レートですが、頭の中ではRM1=¥30と考えると計算し易いですよ。現実の交換レートは2000年4月30日現在で3.54(RM1=¥28.25)くらいです。マレーシア・ドルに対する交換レートは日本では非常に手に入りにくく、一つの目安として、日本円の対米ドルが¥110に近い時はRM1=¥30.00に近くなり、対米ドルが¥100を切るような時はRM1=¥26.00くらいと考えてください。これはあくまでも目安ですので、必ず現地で確かめてくださいネ。
  計算方法: RM1は 100÷交換レート=¥**.**
  例えば : RM1は 100÷3.54=¥28.25
日本円¥50,000を交換レート3.54で替えたい時は
  100÷3.54=¥28.25
  ¥50,000÷28.25≒RM1,770
マレーシア・ドルでRM2,000ほしい時は
  100÷3.54=¥28.25
  RM2,000×28.25≒¥56,400
となります。もっと簡単な方法(両替屋の方法)もありますが、RM1=日本円がわかりにくくなりますので、前期の方法が一番ではないでしょうか。(注)日本語では「ドル」ですが、英語は「ダラー」です。
 ”交換レートはしっかりとチェック

 さて、トラベラーズ・チェック、現金、カード、CITIBANKの口座利用等どれが良いのかということですが。どれも一長一短があり、私は(最近は旅行者です)日本円で持ち込み、その都度両替しています。

 Penangでは、RM350≒¥10,000もポケットにあれば、大きな買い物は別として、一日過ごすには十分過ぎる程です。通常何をしても(食べても、遊んでも)、一人RM20〜30つまり¥600から¥900です。小銭をポケットに突っ込み、大きなお金はセーフティ・ボックスに預かり、さあ出発!!! 当たり前のことですが、CITIBANKの口座から現地のお金を下ろし、大きな買い物にはカードを利用する、これが一番でしょうね。
 ”貴重品は十分過ぎるほど注意して下さい


●Penangでのレンタカーの利用について

 有名レンタカー会社は空港(税関を出て右両側にそのブースが並んでおります)、市内、ビーチ等にあります。金額的には、当然、車種により異なりますが、一日RM250〜RM500位です。マレーシア産の「プロトン・サガ」の1300cc・1500ccクラスでRM250位。「トヨタ・カローラ」、「ニッサン・サニー」、ともに1500ccだと思いますがRM350位(レンタカーでは、日本車はこの2車種くらいです)。「プロトン・ペルダナ」2000ccでRM500位です。決して安くないですよ。ちなみに、ガソリンは1-litterRM1位です。

 Penangには2種類のレンタカー屋が有りますよね。一つは、大手レンタカー会社です。もう一つは、個人会社というか、個人というか、小さなレンタカー屋です。これは確かに安いです。1500ccクラスで1日RM80位です。しかし、メンテナンス、保険の事を考えると「君子、危うきに近寄らず」です。

 それと、例えば、マレーシア航空のメンバー・カード所持者は35%ディスカウントが受けられます。他の航空会社のメンバー・カードもディスカウントが有るかも知れませんので、「だめもと」で聞いてみて下さい。英語に自信の無い方は、メンバー・カードを提示し「ディスカウント・プリーズ」で、相手の顔色を見てみましょう。
 ”try to speak English ”ですよ。

 ここで本音ですが、独断と偏見で言わせていただければ、Penangではレンタカーを利用しないほうが懸命ですよ。最近Penangの中心部は、一方通行が増え道がわかりにくくなっています。日本のように、標識が整備されているわけでは無し、更には、突然 、一方通行になったり、逆に、突然、一方通行が消えて無くなるなど、一貫性を欠いています。一番の問題は、モーター・バイクです。その数の多さはすごいですよ。それに、彼らは、何処から飛び出して来るか見当もつきませ。ほんの少し隙間があれば割り込んで来ます。自分の車の周りをモーター・バイクに取り囲まれる事など日常茶飯事です。さながら、暴走族のど真ん中に飛び込んだようなものです(悪さはしませんけどネ!)。四方八方モーター・バイクです。壮観ですよ!!!また、車の方はと言えば、道を譲る気持ちが無い人が多いです。道を譲ってくれるだろうなんて思って待っていたら日が暮れます。進路変更も然りです。車のマナーでは、悪名高い生粋の名古屋人の私が言うのですから、押して知るべし!!!
 ”Do you understand ?

 ここ数年、渋滞もとみに激しくなっていますしネ。また、道順、事故、駐車場と苦労するよりはタクシーが一番です。ただ、「ボッタクリ(オーバーチャージ)」があります。まずホテルの誰かに、だいたい「いくら」か聞いてください。それからタクシーの運転手と交渉です。Penangでのタクシーはメーターは使いません。全て口約束です。半日とか一日チャーターも可能ですよ。もし、その運転手が気に入れば名刺を貰うことです。呼ぶことも可能です。

 まあ、パッケージ・ツアーなら、バスでおで迎えですから問題無いのですが、個人旅行の場合、足の確保が必要ですから、レンタカーよりタクシーの方が安全ですよ。少なくとも、空港からホテルへは、空港でタクシー・チケットを購入させられますから「ボッタクリ」は有りません。確か、少し上がって、RM25〜RM30だったと思います。チケット・カウンター(税関を出て右側前方)の中に表示してあります。しかし、敵もさるもの、「相乗り」が有ります。一人旅を2〜3人集めます。これでタクシー.ドライバーは2重3重の収入ですからね。

 さて、空港からビーチ・ホテルまでは、近い所(ラササヤン)で45分、遠い所(ムティアラ)で1時間です。さあ!ホテルに向かって出発。


●How to enjoy Penang

 Penangにブランド品は非常に少ないです。それは、KLかシンガポールで捜してください。ここではブランド品の事は忘れてください。また、ハワイやグアムのように、日本人向けにセットされた、日本人御用達の店も殆どないと言っていいでしょう。だから、一歩外に出れば、そこはlocalです。localの雰囲気をおもいっきり楽しんでください。

 まずは、言葉です。ここは、マレー語(Tom-san のHPの中にも一部紹介されています)が公用語で、その他に中国人、インド人(共に、かなりの種類の言葉が有り、同じ中国人、インド人同士でも言葉が通じないことも一般的だそうです)等、自分たち自身の言語が話されています。
 ”でも、心配は要りません

 殆どの人が英語を話しますし、彼らの英語は、聞き取り易く、また、こちらの「へたくそ」な英語を”一生懸命”聞いてくれます。文法等気にせず、単語を並べるだけでも良いですから、是非tryしてみて下さい。意外と通じるものですよ。一般的に、外国では日本人は英語が話せないと思われているのですから、気にすることは何も有りません(英語に自信の有る方には「ゴメンナサイ」)。こんな「旅の恥じ」は、おおいに、かきすてましょう!!!授業料なしで(???)英会話の練習が出来るんですよ。tryしなきゃ”ソン!ソン!”。
(注)でも、お笑いタレントがよくやる、人を「小ばか」にした、茶化した、英語のような言葉(?)は、是非謹んで下さい。自分の為にならないばかり、相手に失礼です。相手も一生懸命聞いてくれているのですから。

 言葉の次に、Penangではブランド品捜しに奔走する必要はありません。まずはのんびりして下さい、ホテルのベランダで、ビーチで。そして、食べ物のことを考えて下さい。「お昼は何にしようか?夜は何を食べようか?次はどの店に行こうか?」これが基本だと私は思います。

 Penangでは、いろんな種類の食べ物が皆さんを待っています。マレー料理、中国料理、インド料理、タイ料理、イタリア(?)料理、韓国料理(焼肉)、勿論、日本料理と。また、いろんなタイプの店があります。屋台からホテルのレストランまで。そんな、安くて、美味しい(?)Penangの食べ物を堪能しない手は有りません。正直言って、ホテルの食べ物は、朝食のバイキングで十分だと思います。但し、Tom-sanのHPに有るカジュアリーナ・ホテルのイタリアンレストラン、コプトーン・オーキッド・ホテル(旧ノボテル)のチャイニーズレストラン、ホアティンの飲茶(Penangではティム・サムと言い、Tim・Sam又はDim・Samと書いてあります)、エクアトリアル・ホテルの四川料理は例外ですが。

 さあ!ホテルから出て、食べ歩いてください。PenangのB級グルメを楽しんでください。楽しいですよ!!。Penangには、「ゲテモノ」は有りませんのでご心配なく。でも、とんでもなく辛い物が有ります。この点だけは要注意です。唐辛子が入っている(スライスしてあり唐辛子と気が付かない場合があるので注意)、料理が赤い色をしている、辛そうな(スパイシーも含む)匂いがする等のサインがある場合は、店の人に聞くか、少し舐めてみて下さいネ!激辛に自信の有る方でも一応要注意です。

 Penangの食べ物屋の形態を少しご紹介しましょう。屋台単独、屋台の集まったホッカセンター、コヒーショップ(日本のコヒーショップとは全然違いますよ)が基本です。

 屋台単独と言っても、日本のように一軒だけポツンと有るのではなく、通常、その周囲には飲み物を売る店、他の食べ物を売る店等、何軒かが集まっています。その中から好きな物を注文し、注文した物が来たらお金を払う。飲み物も同じシステムです。屋台は、Penang中いたる所に有ります。その中でも、ガニー・ドライブは屋台の集合体として、地元にも、旅行者にも大変有名です。また、通常中国系の屋台とマレー系の屋台は別になっている事が多いのですが、ここではその両方が楽しめ、さらには、カセット・テープ、CDの店なども有り、食後その店をひやかすのも面白いでしょう。

 ホッカセンターは屋台が二十軒、三十軒と一ケ所に集まった場所で、様々な地元の食べ物がそこには有ります。また舞台が有り、歌を聞かせてくれる所も有ります(最近では歌付きの許可取得が難しく、減りつつあります)。有名な所では、観光客に有名な「ゴールデン・フェニックス」(ガーニー・ドライブ)、日本風の焼き餃子、お好み焼きらしき物がありPenangの日本人在住者に人気の有る「ゴールデン・イーグル」(プラウ・ティクス)、地元の間で人気がある「ソン・リバー」。そのすぐ隣にもう一軒(名前は忘れました)(ガーニー・ドライブ)、地元の人が訪れる、バツ・ランチャン・イブニング・マーケットの内等、私が知っているだけでも十数ケ所有り、行った事のないホッカセンターも何軒かは有ります。人の集まる所には、必ずと言って良いほどホッカセンターは有ります。

 コヒー・ショップ(日本のコヒーショップとは全然違いますよ)、ホッカセンターの少し規模の小さい物と考えて下さい。飲み物主体の店に、屋台が1〜2軒の店から10数軒位まで様々です。Penangのコヒー・ショップは無数に、しかもいたる所に有り、地元の食通も、その極々一部しか知らないのではないでしょうか?それ程、沢山有ります。旅行者が比較的入りやすいのは、キンバリー通りと、マカリスター通り(アゴーラホテルの周囲)の一帯でしょう。

 さて、数ある、屋台、ホッカセンター、コヒー・ショップの中で、何処で何を食べるかというチョイスは大変難しく、頭の痛い問題ですが、地元の人(ツアー・ガイド、タクシー・ドライバー、ホテルのスタッフ、地元の友人等)に聞きながら試してみて下さい。地元の人も気軽に、自慢げに答えてくれます。でも、その店の味が皆さんの口に合うか否かは、保証の限りでは有りませんので悪しからず。味は人それぞれですからネ!

 また、屋台、コヒー・ショップでは、地元色が強く、時として英語の通じない事もありますので、要注意。そんな店に入ってしまった時には、周りをよく見てください。誰か、美味しそうなものを食べていたら、それを指差して下さい。それで通じます。出来れば、やらない方が良いのですが。。。そして食べている人に敬意を表して、手の親指を天井に向けてニッコリ一言!「 good ? 」以上です。食べている人とお友達になれるかもネ!

 そして、値段ですが、ビールと海鮮料理を除き、殆どが一品RM3前後です。高くてもRM5です。因みに、ビールは大瓶でRM11前後。海鮮料理は時価の事が多く、魚一匹でRM30とかRM40とかします。それ以上の事もあります。それでも安心して注文できますよね。さて、支払いですが、注文の品が来た都度支払いますので、RM3とかRM5とかの支払いに、クレジット・カード、トラベラーズ・チェックは役にたちませんし、日本円も使えません。従ってRM5札とかRM10札を数枚ポケットにねじ込んでおいてください。沢山のお金、大きな札は、人前では決して、決して見せないで下さい。

Penangの代表的な食べ物を紹介しましょう。
(注)初心者向=素直に受け入れられる味。安心して注文して下さい。
   中級者向=即、受け入れられない味。でも、試してみてください。
   上級者向=直ぐにとびつかないで下さい。練習をしてから。後はヤミツキ!

 Penangの米はまずいと言われる方が多いですよね。それは、確かです。パサパサ、ボソボソのご飯。でも、何かに混ぜたり、チャー飯には、そこそこ合っているのではと、私は思います。ご飯だけ味わって食べようとすれば、それは無理です。1995年頃、日本で米不足となり、大変な騒ぎになりましたよね。その折、タイ米が、臭いとかパサパサで食べれないなどの不評をかいましたが、Penangでは、そのタイ米が高級品の部類ですから。ちなみに、Penangの多くの人にとって、日本の米は、ベタベタで臭いそうです。「所変われば、品変わる」・・・・


●レストラン・ガイド
シー・フード

オーシャン・グリーン(高)
 スリーピング・ブッダ(涅槃寺)から街の方へクルマで5分くらい行った左側にあり、地元の人たち、Penang在住日本人に人気の有る店。特にチーズ・クラブが有名。メニュー有り。駐車場が小さいのが難点。

エンド・オブ・ザ・ワールド(高)
 ムティアラ・ビーチ・リゾートから更に奥へ、車で5分位いの漁港に面した、海鮮料理全般を扱う店です。地元(Penangの人)では、高いとの評判(日本人にとっては、それ程でもないのですが)で、人気はいま一つですが、Penang以外のlocalには根強い人気が有ります。焼きソバ、焼きビーフン、チャー飯も人気の有るメニューです。それと、最近は知りませんが、以前は全日空のスチュワーデス御用達の店でしたよ。

オリエンタル・シーフード(ガーニー・ドライブ店)(中)
 ガーニー・ドライブの屋台街の目の前に有るわりには、比較的お値打ちな店です。ここも海鮮料理全般を扱う店で、旅行者に人気の有る店です。メニュー有り。

オリエンタル・シーフード(ジョージ・タウン店)(安)
 シャングリラ・ペナンのすぐ近くにあり、地元に人気の有る店です。ここはホッカー・センターの造りになっており、海鮮料理以外にも、いろいろな食べ物があります。時期によっては、ソフト・シェル・クラブ(甲羅なり食べれる蟹)が有ります。

エデン・シー・フード・ヴレッジ(高)
 ゴールデン・サンズとパーク・ロイアル(バツ・フェリンギ)の中間にあり、どの旅行パンフレットにも載っている程の店です。従って、旅行者も多く、いつも賑わっています。入り口には、大きな生簀が有り、そこから、選ぶ事も可能です。日本人には、ロブスター、フカヒレ・スープが人気メニューです。また、バンドによるライブ・ショー、そして、PM8:30頃より、カルチャー・ショーも行われています。無論、メニュー有り。また、スタッフの何人かは、片言の日本語を話します。

ディープ・シー・シーフード(高)
 パーク・ロイアル(バツ・フェリンギ)から出て、右に数分歩いたところに有ります。海鮮料理のみならず、マレー料理、中華料理、洋食といろいろメニューが揃っています。そのせいか、ヨーロッパ人、アメリカ人なども食事を楽しんでいます。メニュー有り。。

ポピュラー・シーフード・レストラン
 ホリデー・イン(ホテル)のそばにあり、オープン・エアーのレストランです。シーフードのほか、メニューも豊富です。しかし、値段は他で食べる事を思うと少し高目でしょうか。

イスターナ
 
ペナン・カルチュラル・センター(ムティアラ・ビーチ・リゾートの近く)の中にあり、マレー料理、シーフード、中華料理からチョイスできます。このレストランは室内、無論エアコン有りです。また、PM8:30ころからマレーシアの伝統舞踊のショーが始まりますが、大ボリュームのため喧しく感じる人もいるかも。

バツ・フェリンギ近辺
 この近辺は、ディープ・シー・シーフードのほか、そのすぐ隣、ゴールデン・サンズの前あたり、パーク・ロイアルの裏手(小さめのホッカー・センター)等何軒か有ります。また、その殆どがメニューを準備していますので安心ですが、観光客目当てという事もあり、値段は少し高めです。

テロック・パハング近辺
 ムティアラ・ビーチ・リゾートをバタフライ・ファーム方向へ向かうと、ランナバウト(日本流に言うと「ロータリー」)に着きます。左へ行くと、バティック・ファクトリーやバタフライ・ファームです。このランナバウトに面して一軒、また、このランナバウトを右に入り、最初のT字路を左に入った所にもう一軒有ります。バツ・フェリンギに比べると、若干安いと思います。メニュー有り。

バツ・カワン近辺
 バター・ワース側(半島側)のブキット・タンブンというインター・チェンジから10分程の所に、バツ・カワンは有ります。シーフードの店はI.C.を出てすぐの所に2〜3軒、そこから車で10分くらいの間に(実は3ケ所に分かれていますが)大小7〜8軒のシー・フードの店があります。Tom-sanのHPに有る店は、バツ・カワンでは一番有名で、綺麗な店です。中には、「これでも食べ物屋さんか?」というくらい「みすぼらしい」店も有ります。その「みすぼらしい」店は安くて、美味しいので、私は好きなのですが、女性にはお勧め出来ません。何故ならトイレです。勿論、メニューなど有りません。

ニョニャ・フード

 ニョニャ・フードには、何か歴史的な云われが有るようですが、よくわかりません。勉強不足ですみません。これは、マレー料理と中華料理の味がミックスされた料理です。ライム、ハーブ、スパイス等の香辛料をたくさん使った「ピリ辛」の独特の料理で、特にマラッカでは有名だそうです。オリジナルのマレー料理ほど辛くなく、日本人の口にも合う料理です。私の知る限り、現在Penangには、2軒のニョニャ・フード専門店が有ります。

ホット・ウォク(高)
 タンジュン・トコンのアイランド・プラザ(ショッピング・センター)に向かって左隣のビルのグラウンド・フロアー(日本流に言う1Fです)に有ります。ポーク・リブやアッサム・プロウンが有名で、一品RM10〜20前後です。店内はアンティークな家具や置物で飾られ、その一部は販売もしています。オーナーはマラッカのニョニャ・ババのスタイルを出来るだけ忠実に再現したいと言っておりました。メニュー有り。

チク(中)
 プラウ・ティクス(旧「車屋」さんの右斜め前)に有ります。こちらは、デコレーションはごく普通の店で、値段もホット・ウォクに比べるとややリーズナブルな感じがします。メニュー有り。味は、オリジナルの味が解りませんので、コメントは差し控えさせて頂きます。

インド料理

パッセージ・インディア(高)
 タンジュン・トコングに、今年の5月、移転、新装オープンしたばかりの店です。ライブバンドも有り(気まぐれオーナーなのか、演奏したり、しなかったりです)、インドの雰囲気をかもし出しています。バナナの葉の上にご飯やカレーをのせた「バナナ・リーフ」(本来、フォークやスプーンを使わず、右手のみで食べる)ロティ・チャナイ(日本流に言う「ナン」)が有ります。タンドリ・チキン等メニューも豊富です。メニュー有り。

ダー・ウッド(安)
 インド人街の真中にあり、すぐ前は、Penangではヒンドゥー教の最古の寺院「スリ・マリアマン寺院」、また、すぐ近くには、これもPenangでは中国寺院として最古の寺「観音寺」が有ります。この店は、地元の人には人気のある店で、お昼時は結構満席になっています。メニュー、見本等何もありませんので、少し入りづらいかもしれませんね。したがって、地元在住者とか、ツアー・ガイドと行くといいでしょう。また、一品RM5〜RM10と値段もリーズナブルです。エアコンなし。メニューなし。

ジャイプール・コート(中)
 ホテル・マレーシアの裏側にあり、コムターから歩いても10分かからない所に有ります。入り口が「青」と言うか「紫」と言うか、いずれにせよ良く目立つ色です。北インド料理がメインのメニューです。ここのオーナーはchineseで、以前同じ場所で日本料理店もやっていましたが、今では、メニューだけ残し「21レイス・ストリート」と、名前も変えて営業しています。もう一軒「レイス・ストリート」というパブも同じ経営です。メニュー有り。

モグール・アーチ(高)
 パーク・ロイアル・リゾートの近くにあります。カレー、タンドリ・チキン、バナナ・リーフ等、ホテルの近くでインド料理が楽しめます。昼時も営業しています。メニュー有り。

タイ料理

イエロー・ライト(高)
 タンジュン・トコングの裏道、それも、はずれの方に有り、店の表示は看板一つと、見つけづらい店です。店のオーナーはchineseですが、奥さんがタイ人ということで本格的なタイ料理が楽しめます。しかし、常に満席の為、前もっての予約が必要です。(タイ料理の店の情報がなかなか集まりません。どなたか、タイ料理の店をご存知でしたらお知らせ下さい。)

スティーム・ボート

 この料理は、日本流に言う「シャブシャブ」と言うよりは、「みずたき」です。肉、シー・フード、野菜、はんぺん、うどん等鍋に入れます。つまり、何でも有りです。「つけダレ」が日本の物とは少し違う程度です。日本人にも結構人気が有ります。このWebの大家さんであるTom-sanは、日本の「ポン酢」も持参するそうです。(good idea!!)

E.T(中)
 この店は、地元の人に人気のある街の中の店、旅行者がよく利用するルッキング・グッドの近くの店の計2軒が有ります。その他、スティーム・ボートの「コカ」、「ゴールデン・ゲート」、及び「ペナン・ヒルのレストラン」はTom-san のHPを御参照下さい。どの店も人気の有る店です。

*(高)、(中)、(安)のマークを付しましたが、エデン・シーフード・レストランを除き、3〜4人でRM200も有れば、お腹いっぱい食べてもお釣りがきます。大満足請け合いです!!。
*Tom-san のHPと一部重複している店も有ります。Tom-san のHPを御参照下さい。
*以上、私の独断と偏見で選びました。Penangには想像を絶する程の数の食べ物屋皆さんが有ります。小人数では、とても調べきれません。そこで、皆さんがPenangに行かれ、こんな場所が面白かった、この店は気に入った、こんな食べ物が有った等、ありましたら、是非Tom-sanに御連絡下さい。そうして頂くことでTom-san のHPが益々充実して行くと思いますし、これからPenangに行かれる方の貴重な情報源になると思います。


●ホテルガイド

ホテル選び

 Tom-sanのHPの「 皆さんの旅行記・滞在記」の中で、「ホテルは●○ホテルで格安ツアーだから仕方ないのですが、満足するホテルではなかったです。アジア方面は格安ツアーでも結構いいホテルだったりするけど、今回は値段相当だったよーな気がします。」と、おっしゃっています。Penangでのホテル選びは結構重要な旅行の要素の一つですよネ。

 それでは、Penangのホテルを簡単にご紹介しましょう。Penangは、タウン・ホテルとビーチ・ホテルの2つに分かれます。タウン・ホテルは仕事で行かれる以外、あまり利用価値がありませんので、次の機会にご紹介します。さて、ビーチ・ホテルですが、タンジュン・ブンガからバツ・フェリンギにかけて何軒か在ります。

ガーニー・ドライブ近辺

エバーグリーン・ローレルガーニー
 ガーニー・ドライブに面しており、ガーニー・ドライブの屋台、ホッカ・センター、One Stop Plaza、が直ぐ近くです。しかし、砂浜はありませんので海のレジャーには向きません。

ベル・ジャヤ
 One Stop Plazaと同じ一角にあり買い物には便利そう。基本的にはビジネス用のホテルだと思います。

ノーザン・スイート
 シーフード・レストランの「オーシャン・グリーン」の近くにオープンした全室スィートのホテルです。部屋にはジャグジーが完備。地元で、ここのホテルの「飲茶」の噂をよく耳にします。「飲茶」はセットでRM20+15%も有るそうです。

タンジュン・ブンガ近辺

パラダイス・タンジュン・ブンガ
 ローカル、それもマレー人の宿泊客が多いホテルです。

コプトン・オーキッド
 以前は「ノボテル・ペナン」という名前でした。このホテルは格安ツアーに名前がよく登場します。チャイニーズ・レストランの「ホアティン」は”イチオシ”です。「飲茶」、中華料理ともに美味しくお値打ちです。それにレストランは明るく静かです。

パラダイス・サンディー・ベイ
 日本人観光客は殆どいないと思います。時々、中学生か高校生風の集団に出くわします。

クラウン・プリンス
 時々日本人観光客を見かけます。経営はローカルで、日本のプリンスホテルがソフト面をサポートするという形で、以前は日本人スタッフもいましたが、今はそのスタッフもいなくなったようです。

フェリンギ・ビーチ
 格安ツアーに登場するホテルです。海に面して建っているのですが、歩道橋で道路を渡らなければならない煩わしさがあります。

バツ・フェリンギ近辺

ラサ・サヤン
 Penangでは、押しも押されぬ超一流ホテルです。老舗のホテルとしてはめずらしく、雰囲気はフレンドリーで落ち着けるホテルです。また、各ホテルには日本人スタッフが常駐しています。「ラサ・サヤン」のロビーはエアコンが有り、夜はロビー・バーとなりライブバンドも入っています。白人の老夫婦がダンスを楽しんだり、時には私たちのリクエストにも答えてくれますよ。「シャングリラ・ペナン」、「ゴールデン・サンズ」は同じ系列のホテルです。

ゴールデン・サンズ
 カジュアルなリゾートホテルといったところでしょうか。ラササヤンのビーチとプールにも相互乗り入れ出来るので、お手軽な価格でラササヤンの雰囲気を味わうにはいいかも。

ホリデイ・イン
 バツフェリンギの中央にあり、「シップ」「エデン・シーフード・レストラン」のすぐ隣です。

パーク・ロイアル
 日本人観光客の多いホテルの一つです。また日本人スタッフも常駐しています。このホテルは、「スポーツ・アクティヴィティ・センター」という部門があり、自前でビーチ・レジャーの施設を持っていますし、子供さん向けのプログラムも準備しています。ホテルのランクとしてはやはり”B”クラスでしょうね。このホテルの周囲には、「屋台」「ホッカー・センター」「レストラン」が有り、「偽物ショップ」も目の前です。

カジュアリーナビーチ・リゾート
 ホテルとしては平凡なホテルですが、ここのイタリアン・レストランは一度行ってみる価値ありです(Tom-sanのHP要参照)。欧米のお客さんが多いようです。

ベイ・ビュー・ビーチ
 日本人観光客もそこそこ入ってはいます。

ムティアラ
 さて、最後になりましたが、ムティアラはPenangの”超有名ビーチ・ホテル”の一つです。近代的な建物に現代的なサービス。そして、部屋も比較的広く快適です。ここのロビーはエアコンが有ります。夜は、ロビー・バーでライブバンドの演奏も楽しめます。ホテルの周囲にはシーフード・レストランが何軒か在ります。しかし、難点は街から遠いことです。

ホテルのセーフティ・ボックス

 セーフティ・ボックス(部屋の中)は、一般的にどのホテルも同じで完全ではありません。従って、航空券やパスポート等、大切な物はフロント(レセプション)のセーフティボックスに預けるのが安全かと思います。

パスポート

 私たち日本人は、身分証明書(IDカード)を携帯することに慣れていませんが、諸外国では身分証明書(IDカード)携帯が一般的です。旅行者にとって、その身分証明書(IDカード)の代わりになるのがパスポートです。したがって旅行者は「パスポートの原本」携帯が原則です。しかし、旅行者にとってパスポートの原本携帯はあまりにも危険です。したがって、旅行者ならパスポートのコピーでOKだと思います。それを常に持参して下さい。

 これは余談ですが、日本人のパスポートはマレーシア、タイのブラック・マーケットでは数万ドルで取引されているそうです。つまり、日本人のパスポートは共産圏を除けば、どの国にもノー・ビザで入国可能、外国人には写真を張り替えても日本人か中国人か見分けがつかない等の理由で「日本人のパスポートは狙われています」。またパスポート紛失の場合は大変な事になります。まずは、盗難又は紛失の現地警察への届け出、警察の発行する届出受理の証明書を持ってKLの大使館に出向き、仮の出入国の為の証明書の発行の申請、証明書を受け取ると直ぐに帰国させられます。時間も労力もお金もかかります。

ポケット・マネーについて

 その日に遣う分くらい(RM200〜RM300)をポケットに突っ込み、あとは、セーフティボックスにというのが一番ではないでしょうか。そのRM200〜RM300も何人かで分けて持つ。これがベストだと思いますよ。大金を遣いそうな場所はクレジット・カードが使えますから。


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