Singapore[その2]


【3日目】1月10日(月曜日)

 昨日の動物園でホトホト疲れたのか、今朝は9時過ぎまで皆死んだように寝ていた。起きてみると生憎の雨模様。シンガポール川巡り体験でもしてマーライオンを川から見てみようと思ったが止めた。その代わり、Orchard Roadに行って妻君の買い物ツアー。雨だと移動が心配だが、Westin Stamford HotelはMRTのCity Hall駅に隣接していて、このMRTを使うとOrchard Roadの高島屋まで一度も屋根の無い外に出ることが無く着いてしまった。やはり整備された都会は一味違う。

 相変わらず高島屋のビル、Ngee Ann Cityには女性が泣いて喜びそうな超一流ブランドのお店が軒を重ねている。Chanel、Cartier、Gucci、Louis Vuitton、、、そしてUKの有名な百貨店、Harrodsも。どの店も、赤ちゃん連れでは入るのに躊躇してしまいそうな店ばかりであるが、、、。妻君は、半年以上遅れの「誕生日プレゼント」と称してCoachのバックを買った。また、このビルの中に巨大な紀伊国屋が出来ていて驚いた。でも、あまりにも巨大すぎて、何処に何があるのか判り辛かった。また、雑誌関係が意外と少なかったので、暇つぶし用の雑誌が買えなかった。

 その後はホテルに戻って、妻君が待ち望んでいた地上70階のハイティー。Westin Stamfordの70階のCompass RoseでS$23でハイティーが出来る。ノーティー星奈がいるので行けるのかどうか気になるところであったが、木村さんから「全然気にしなくて大丈夫」と言われていたとおり大丈夫だった。70階から見る景色は最高、と言いたいところであるが、どんよりとした雲が一面を覆っていたため、灰色の景色だったのがちょっと残念だった。きっとここから見る夜景も美しいんだろう。

 ちょっと遅めのランチ兼ハイティーを済ませた後は、Sentosa島に遊びに行く。まだ雨は止んでいなかったので行こうか行くまいか悩んだが、取り敢えず行ってみることにした。ホテルの前のタクシースタンドに並ぶこと数十分、シンガポールのタクシーは行き先を選ぶようで中々列が進まない。またDriverの態度も横柄で、この辺はまだマレーシアの方がましだと思った。Sentosaへのアクセスはケーブルカーで空から行く事にする。ケーブルカーの中間駅、WTCから乗り込み約10分間の空の旅。天気が悪いからであろうか、比較的空いていた。

 我々の普段の行いがいいようで、Sentosa島に到着する頃には小雨もあがってきた。まずは、モノレールに乗りUnderwater Worldへ。3年前に来た時とあまり変わりはなかったが、元紀はその時の記憶も既に無くなっていた頃だったので、コンベアーの上に乗って水槽を下から見ている間は、結構興味津々であった。

 この後は再びモノレールに乗ってマーライオンへ。ここのマーライオンは本家よりも立派で地上37m。既にシンガポールのマーライオンの名を本家から奪い取ってしまった感はあるが、我々は初めてその内部に入って、口と頭にも登ってみた。

 一番下にはテーマ館のようなモノがあるのだが、カリブの海賊の物まねのような雰囲気。それを最後まで歩いていくとエレベーターがあり、それに乗って10階まで上がる。但し、途中の階は無いので、このエレベーターに昇ると自動的に10階に到着する。恐らくここはマーライオンの鼻の位置くらいであろうか、階段で昇ると頭の上に出ることが出来、下ると口の中に出ることが出来る。

 口の中ではCity側のViewしか見られないが、頭の上に昇ると海側のViewも見られる。雨は止んだものの相変わらずどんよりとしているので眺めはイマイチであった。

 既に7時を回っており、お腹も空いて来たのでシーフード・レストランの方面に歩いていくと、噴水の広場で人が集まっている。7時半からのショーを待っているらしい。これが噂の、マーライオンの目からレーザー光線が出るというショーなんだろうか。実は、今回のSentosaの目的の一つが、「マーライオンの目からレーザー光線が出るのを見る」ことだったので丁度いい。ショーが始まるまでの待っている間、マーライオンの照明が水色、緑、紫と次々に変わり期待させてくれる。

 いよいよショーが始まった。ショーは会場(Musical Funtain)の噴水を使った水芸である。時々レーザー光線で色々な文字や絵が水しぶきに浮かび上がる。でも、マーライオンの目から光線は出ない、本当に出るのであろうか。。。

 ショーももうそろそろ終わる頃といったクライマックス。とうとうマーライオンの目から光線が発射された。まさに、バグース、ブラボー、トレビアーンといった感じ、素晴らしい。これが噂のマーライオンであったか。雨で来るのを迷ったが来た甲斐があった。但し、30分のショーで目からレーザー光線が出るのは僅か1分足らずだったような気がする。

 ショーが終わると、予定していた島内のシーフードレストランで夕食を取った。昨日に引き続いてカニをオーダー。但し、今日はブラックペッパーBBQ。手がベタベタになって翌日も爪の中がブラックペッパー臭かったが美味しかった。


【4日目】1月11日(火曜日)

 今日はKLに戻る日。飛行機の時間は15:40発なので、午前中はホテルでのんびりし、Raffles City内のお店をちょっと徘徊。昨日Sentosaで元紀のポケモンのスーパーボールを無くしたので、ますはそれを買いに「そごう」に行った。

 チェックアウトしてからは早めに空港に行ってDFSを見る事にした。尚、今回始めてシンガポールの税金GSTを返してもらう手続きをした。手続きといっても、申請用の用紙は高島屋のCustomer Service Counterで書いて貰っていたので、ただその申請用紙を持って空港内のTax Freeのカウンターに行くだけ。S$12が戻ってきた。

 定刻通りMH610はKLに向かい、シンガポール旅行もこれにて終了。【教訓:シンガポールはKLの2倍の物価である】


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【1日目】1月8日(土曜日)

【2日目】1月9日(日曜日)


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