異国でのCカード取得(Diving)日記


6回目(1998年3月5日)



 今日は2回目のプール実習。前回まではJeffがインストラクターだったが、今回はPacific Dive and Sportsの経理も担当するSylvia(という名前ですが♂です)が初めて我々のインストラクターとなる。彼は、日本ハムファイターズの西崎に似た面持ちで、日本にいたらきっと日本人にしか見られないであろう。

 日曜日の海洋実習に備えて、先日購入したばかりのウェットスーツを着てプールに入ってみる。オーダー品ではなく、Shopに売っていたU.S.Divers製の既製品であるが、サイズ(ML)はほぼピッタリ。水中に入ってみると、水着だけの時よりも浮力を感じたので、ウェイトを前回の3個から4個に増やした

今回は、1回目のプール実習で行ったことの復習。
     1. レギューレーターが口から外れたときの探し方。
     2. マスククリア。
     3. バディと水中でのレギュレーターの貸し借り。
     4. 緊急時のウェイトの外し方とその後の上昇。

更に応用として、
     5. タンクの空気が無くなり、バディも空気が貸せない場合の緊急上昇。
     6. 水底でタンクとBCとウェイトを外して水面に上昇し、再び水底で装着する。

 今回、全ての項目を私がトップバターでやらされたのだが、4.は、Sylviaが私の横に立って背後に回るから、何をしているんだろうと思ったら、何と私のタンクの栓を閉めている。当然、呼吸が出来なくなるからSylviaのレギュレーターを借りようとしたら緊急上昇の指示。ウェイトを外し、フィンを蹴って上昇した。いきなり何の予告もなくやるもんだから結構焦った。

 5. は結構難しい。外したウェイトをタンクの上にきちんと置いておかないとタンクが浮いてきてしまうし、その後BCも何も付けづに上昇するのだから、水面ではフィンで蹴りながら顔を水面上にキープしなければならない。まあ、フィンを付けている分、結構楽にその姿勢を維持できるのだが。。。
 難しいのはこの後。今度は水底に置き去りになっている機材を装着しなければならず、レギュレーターを口にするまでは今までのように呼吸はできないので、手際の良さが勝負。。。1回目、気合いを入れて潜ったが、レギュレーターのホースがウェイトとBCに絡みついていて呼吸が間に合わずあえなく上昇。再度気合いを入れ直して潜水し、今度はいち早くレギュレーターを口にし、無事装着することが出来た。
 何しろ初めての行動なので耳抜きをやっている余裕が無く結構耳が痛かったが、自由練習の時間に復習し今度は手際も判っていたので、余裕を持って耳抜きをしながら完了することが出来た。

 最後に今回のキーワードは、「Enjoy the "Diving" not "Dying"」

次回はいよいよ海洋実習。3/8日曜日、朝8:00にPYC(Penang Yacht Club)に集合。



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